世田谷ビジネス塾大賞の選考会に選考委員として参加する。昨年1年間で塾内で紹介された本の中から大賞を選ぶ。
選考委員は、一次選考を通過した5冊
1.嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見一郎・古賀史健
2.投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) 藤野英人
3.修身教授録 (致知選書) 森信三
4.道をひらく 松下幸之助
5.運命を拓く (講談社文庫) 中村天風
を予め読み込んで協議する。
選考委員でも5冊全部読んでいない人は協議に入れない。当日やむを得ず出席できない委員は前日までに自分の意見をネットに投稿することが可能。委員以外で協議を観覧したい人は、後ろのオブザーブ席で見ながら、時には自分の意見を言うことができる。ただし選考には関係がない。
協議は13名で行った。
私は前日の晩に5冊すべてについて、客観面(コンテンツ・構成・値段・タイトル・世間の評価など)と主観面(どれだけ自分に響いたか。実践性があるかなど)のそれぞれで評価メモを作成し臨んだ。
初めは一人5分程度で自分の推薦する本とその理由を説明する。全員の意見が出そろったところで、フリーディスカッション。単なる多数決ではなく、できる限り全員のコンセンサスを得て選ぼうということになる。
13時から休憩を挟んで18時までかけてみっちり議論をし、無事一冊大賞を選ぶことができた。
その後オブザーバーも含めて懇親会。F塾長、O委員長、M事務局長はじめ、選考メンバーは良い議論ができたと、皆非常に満足している。私も大変楽しかった。本にこれだけ真剣に向き合ったのも久しぶりだ。
大賞の一冊は本ブログではまだ書けない。追って「塾」のホームページで発表するとのこと。
先生、Oさん、Mさん、お疲れさまでした。