生前退位の問題は、結局、健康寿命の問題なのではないかと思う。
昔は健康寿命という概念はなかった。健康でなくなれば、そのまま寿命を迎えるというパターンが多かった。逆に言えば生きているうちは健康である人が多かったということ。
以前は、天皇は公務が行えなくなる時期と、亡くなってその地位を継承するタイミングがニアリーだったのだ。今ではなまじ医学が発達したことにより、平均寿命と健康寿命の間に男性で約9年、女性で約13年の差があるそうだ。陛下も2度の大手術をしてそれを乗り越えている。各地を歴訪したりオフにはテニスをしているが、年齢のことも相まって健康寿命が間近に迫っていることを感じているのだ。
世論調査では84%の人が今回の天皇の「お言葉」すなわち生前退位の意思表明に賛同しているという。“主権者”の判断も正しい。
昔は健康寿命という概念はなかった。健康でなくなれば、そのまま寿命を迎えるというパターンが多かった。逆に言えば生きているうちは健康である人が多かったということ。
以前は、天皇は公務が行えなくなる時期と、亡くなってその地位を継承するタイミングがニアリーだったのだ。今ではなまじ医学が発達したことにより、平均寿命と健康寿命の間に男性で約9年、女性で約13年の差があるそうだ。陛下も2度の大手術をしてそれを乗り越えている。各地を歴訪したりオフにはテニスをしているが、年齢のことも相まって健康寿命が間近に迫っていることを感じているのだ。
世論調査では84%の人が今回の天皇の「お言葉」すなわち生前退位の意思表明に賛同しているという。“主権者”の判断も正しい。