台風9号、10号と2つの台風が九州の西を通過して久々に広島にも青空が戻ってきました。こんな青空は大事にせねばとこの時期恒例の比婆山系に出掛けました。比婆の山上ではそろそろ秋風が吹き始め、季節替わりのこの時期の山野を彩る多くの花々が咲いている筈です。今年もそれらを見てみたいの願っての山行でした。先ずは立烏帽子山(1,299m)を歩きました。〔9月8日(火)〕
↓ 立烏帽子駐車場の一画に例年咲いているキツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)ですが、今年はもう殆ど姿を消しており、やっと一輪だけ見付けることが出来ました。
↓ モミジガサ(キク科コウモリソウ属)がほぼ満開の状況でした。
↓ アキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)が咲き始めていました。秋を迎えたことを実感させてくれる花です。
↓ 仄かに茜色を呈したアケボノシュスラン(ラン科シュスラン属)が咲いていました。今年は随分と花が少ないようです。
↓ キバナアキギリ(シソ科アキギリ属)も秋の到来を告げるように咲き始めていました。
↓ 今年もツルニンジン(キキョウ科ルツニンジン属)の大きな花に出会えました。
↓ 稜線部まで上がって行くと、アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)の花がオンパレード状態でした。
↓ 山頂標識だけが立つ立烏帽子山の山頂です。比婆山系の最高峰ですのでちょっと寂しい感じです!
↓ 稜線部から隣の竜王山(1,255.8m)を眺望しました。
↓ ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)も稜線部に多く咲いていました。
↓ 稜線部から福田の頭(1,252.7m)が池ノ段から延びる稜線越しに遠望できました。
↓ 秋早々に葉っぱが色付くホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)の花が咲き誇っていました。
↓ ママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)の花はもう最終盤といった感じでした。
↓ ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)の花はもう殆ど姿がありませんでした。
↓ ボクチアザミ(キク科トウヒレン属)が威勢良く咲き誇っていました。
↓ 立烏帽子山は美しいブナの森に包まれています!
↓ 池ノ段から見た立烏帽子山です!