一旦は 聖なる書について疑問符?を付けて置いて述べるのも何だが 私は聖なる
もの そして神なる存在を否定しているのではない。寧ろ 神を希求し聖なる存在
に訳もなく憧れる無防備な地球人の一人である。
聖なる存在と言えば 幼少期 蝶たちとの交流があるのだが その美しい蝶のすぐ
背後には妖精としか思えない輝く存在があった。だからこそ 今日に至るまで蝶た
ちとの長い波長交流が続いているのである。
そのような経験を踏まえて 神なる存在とは精霊たちのさらに精緻な波長次元に居
られるものと観じている。蝶や精霊さえ人間の言葉は話さない。振動波長で伝わる
意念というものは大いにあると思う。
そのように遡って行けば 神とは自然の原初根源に自在なす絶対光源であろうかと
推論されるのである。「人間」の表層脳表面に人間の言葉を操り その心を擽るた
めに出没するような神であるとしたら 『人』の側から願い下げねばならない。
神や聖なるものを求めるならば 人間から『人』へと昇華し 少なくとも自分自身
が自然神を観別けられる『審神者』と成るべく精進をしなければならないだろう。
私はそれが出来ている訳ではない。波長の相違が漸く判って来たに過ぎない。