無題

正は正に繋がり

負は負と癒着する


実は実を生み続け

虚は虚実を拒み続ける


表象に想いを残すことなく

反世界も想定内に受け容れよう


このいずれもが

全一の動的調和の姿である

切り離されるものは何もない


正の基に負が仕えて生命繁栄し

実生命の証は虚により示される

常に宇宙意識層はそのようにあり

その逆相は本源意志に無い


すべてはクラインからの化身であり

すべての端子はメビウスに繋がれる

透過

「透過」

いろいろと

試行錯誤した結果の

造語ですが

もっとシックリと来る

表現はあるかもしれません


しかし

それが発見されるまでは

この言葉と概念で探索精査していこうと思います


透過とは

いわゆる透視ではありません

透視とはいかにも具体的そうですが

過去概念に色濃く作用される

極めて危うい一面を持っているのです


ここで言う

「透過」とは

本質・本源のありのままを観通すということなのです

だからセンセイショナルな物語に出来るような

バックフラッシュは必要ないのです


ただ　心のシン帯スクリーンが

清涼化し既にある深い自らの振動層が

活性化するのを待つだけなのです。

繋ぐ

言葉を

さがしていました


かこの

影のせかいから

伝え聞いただけでは

もの足らず


未来の

希望のせかいを

焦がれもしました


けれども

身体は一つ

（シン帯は薄皮膜化する性質があるので）

想えば想うほど

その思惟思考のポテンシャルは

定格パルス化し

己が何者かを導き出す

潜在能がスポイルされたのです


喪失した者同士が寄り合えば

ますます事態は混迷化するのです

それがこれまでの過去的規範意識生活でした


これからは

それらの喪われた潜在能を復活させ

本来の自己振動層の厳然とした

存在とその存在意義に気付き

それらを意図的に駆使して

極々自然な本質生活に

回帰することです


具体的には

今の身体から十分可能な

意志と意思に関わるすべての

振動波層を本質解析し

（シン帯本来の性質原理に立ち還り）

自己意識層ボディの全容を

（決して既成概念構築ではなく）

周波数層透過していくことなのです


そこで初めて自覚的に

さまざまな周波数帯域の

存在意義と繋ぎ

究極包括された領域の

情報を取得していくことが

可能になると思われるのです