FOMCについては、いわゆるQE3は温存する形で「超過準備」と呼ばれる市中銀行がFRBへ預入れしている特定の資金に付けている0.25%の金利を引き下げる政策を導入するとの見方がある。引き下げすることで、金融機関がFRBに預け置かずに貸し出しに回すことが期待できるというもの。つまりドルをばら撒いても実体経済に還流せず効果なし・・・・という評価が少なくないが、・・・ならば力ずくで還流させましょう・・的な動きを取ろうかと。しかし、これはQE3とは大きく異なるため、金市場の失望感も大きく、(一時的に)動き(下げ)をもたらしそうだ。一方で、時間軸効果ということで、年始1月のFOMCで決めた最低14年後半まで足元の超低金利政策を「15年後半」まで延長するとの見方もある。この場合、FOMC関連としては、(金市場に影響を与える)材料は綱引き状態となる。
先週後半にかけてECBがスペインやイタリアの国債を流通市場で買い支える案が急浮上したが(もともと、ドイツやオランダなどからの)反対意見が強く、内部で意見の対立も考えられよう。この件については、ECB理事会前にドラギ総裁がドイツ連銀バイトマン総裁と会談する予定が伝えられている。独連銀総裁というと、昨年、次期ECB総裁と目されていたウェーバー前独連銀総裁が、債券購入にかかわる内部のイザコザから兼務するECB理事の辞任を発表し、そこで、ドラギ総裁の誕生と相なった経緯がある。バイトマン現総裁は、その辞任した元大学教授の総裁の教え子で、メルケル首相の補佐官をやっていたという人物。
話しはまったく変わるが、オリンピックは一大エンターテイメントであることを実感。しかし、ロンドンとの時差は、きついですなぁ。。
先週後半にかけてECBがスペインやイタリアの国債を流通市場で買い支える案が急浮上したが(もともと、ドイツやオランダなどからの)反対意見が強く、内部で意見の対立も考えられよう。この件については、ECB理事会前にドラギ総裁がドイツ連銀バイトマン総裁と会談する予定が伝えられている。独連銀総裁というと、昨年、次期ECB総裁と目されていたウェーバー前独連銀総裁が、債券購入にかかわる内部のイザコザから兼務するECB理事の辞任を発表し、そこで、ドラギ総裁の誕生と相なった経緯がある。バイトマン現総裁は、その辞任した元大学教授の総裁の教え子で、メルケル首相の補佐官をやっていたという人物。
話しはまったく変わるが、オリンピックは一大エンターテイメントであることを実感。しかし、ロンドンとの時差は、きついですなぁ。。