米CFTC（米商品取引委員会）が発表する先物市場のデータによると、金はファンドの（ネット）買い越し量（オプションを除く）は重量換算で前週比８９トンの大幅減少となった。世界的に「リスク資産回避」の流れで、金市場でも目先筋の手仕舞いが起き価格は一時１０５０ドル割れとなったが、その間のファンドの手仕舞い売りの状況を示すデータといえる。その結果ファンドの買い越し残は５６４トンとなった。昨年１１月のピーク時 . . . 本文を読む
オリンピック、モーグルの上村愛子ちゃんは惜しかった。今回はメディアが煽って日本の期待を背負っていたので、たいへんだったろう。しかし４年間あるいはそれ以上の時間をこの決勝の１本の滑りに掛ける選手が、よもやの転倒となるのを見ていると、こちらもやはり感じるものがある。たまたま見たスピード・スケートのショートトラックで、韓国勢がワン、ツゥー、スリーの独占フィニッシュかと思いきや身内同士の接触でよもやの転倒 . . . 本文を読む
今週のニュースに、ドバイにある例の世界一の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」の展望台が公開から約１ヵ月で閉鎖されるというニュースがあった。高さ８２８メーターで、展望台は１２４階にあるとのこと。閉鎖は「予想を超える混雑と送電システムの問題」とされ、再開の時期は未定とのことだった。当方など素人考えで、建物自体に無理があるように見えてしまうので、問題がいろいろ出てくるのではと思ってしまう。ちなみにこのビル、 . . . 本文を読む
EUとしてギリシャの財政再建を支援することで合意という市場の予想通りの展開に。ただし、支援の内容については週明け１５日から２日間の日程で開かれるEU財務相会合で詰めるというものだった。市場は支援合意を材料にしたショートカバー（売り建て玉の買い戻し）により急騰したものの、流れは続かず前日の水準に引き戻される展開。ただしNY時間の午後に入って、再び買いが集まり上昇ということになった。
ギリシャの財政 . . . 本文を読む
ワシントンが大雪で都市機能マヒ。予定されていたバーナンキFRB議長の下院金融委員会での証言は延期。トヨタの公聴会も延期。金融委員会の方は証言予定のメモが公開され、報道されている。１月のFOMCの判断どおり「長期にわたってＦＦ金利の異例な低水準を正当化する可能性が高い」としたうえで、この政策の収拾方法についても検討しているということを示したというところ。収拾策の具体的手段の方向性を示すものゆえ、その . . . 本文を読む
２月９日のＮＹ市場の金価格は続伸。コメックスの先物価格は前日比１１ドル高の１０７７．２０ドルでフロア取引（主な取引）を終了。その後時間外でも１０７６～１０７８ドルで推移。
この日、市場で注目を浴びたのはデフォルト（債務不履行）懸念が高まるギリシャの状況について、ドイツが中心になり救済に乗り出すと一部で伝えられたこと。ＮＹ時間のお昼前に伝わったこのニュースにユーロは急伸（ドル下落）、金価格は１０８ . . . 本文を読む
我らが財務相の「公債残高でいえば、オリンピックで金メダルが間違いなくもらえる水準だ」との発言が、笑いを誘ったというＧ７での報道があった。カナダでの冬季オリンピックの開催直前、Ｇ７もカナダでの開催、ウィットの効いた発言と受け取られたのだろう。政府の累積債務が早晩ＧＤＰの２００％を超えると見られ、もちろん笑っていられるような内容ではない。ギリシャ問題に端を発したユーロ圏でのソブリンリスクの上昇は先週は . . . 本文を読む
本日は珍しく夕刻まで一歩も外に出なかった。東京は昼前から強烈な北風。昨日から日本海側では猛烈な吹雪で、いわゆる地吹雪というんだろうか猛烈な横殴りの雪だったとＴＶニュースでみた。関西在住者が多いのだが毎年５～６名で年１回あるいは２回ほど２泊の日程で国内旅行をやっている。実は一昨年、メンバーの中に沖縄在住者がいる関係で、一度「地吹雪体験ツァー」というのをやってみようということになった。もちろん全員経験 . . . 本文を読む
ヨーロッパではソブリン・リスクへの関心がポルトガル、スペインへと広がり、また年末のような状況に。欧州委員会の動きも緩衝材にならず難しさを市場に見透かされている。ポルトガルの国債入札しかも1年債の入札が不調に終わったのがきっかけのよう。さきほどＥＣＢの理事会が終わり、トリシェ総裁の記者会見が始まっているが、「多額の財政赤字は金融政策に負担強いる」「一部の国の赤字、大幅に拡大している」としながらも「ギ . . . 本文を読む
