我らが財務相の「公債残高でいえば、オリンピックで金メダルが間違いなくもらえる水準だ」との発言が、笑いを誘ったというG7での報道があった。カナダでの冬季オリンピックの開催直前、G7もカナダでの開催、ウィットの効いた発言と受け取られたのだろう。政府の累積債務が早晩GDPの200%を超えると見られ、もちろん笑っていられるような内容ではない。ギリシャ問題に端を発したユーロ圏でのソブリンリスクの上昇は先週はポルトガルでの12ヵ月短期国債の入札予定5億ユーロが3億ユーロと不調に終わったことがきっかけになり、南欧市場がヘッジファンドの株売り、債券売りという投機的攻撃の対象となった。そして狙い通り市場が怖がる(経済規模の小さなギリシャやポルトガルではなく)スペインへの懸念につながることになった。
もともと中国の引き締めという足元の世界経済の牽引車としての期待が強い国での政策が投資家心理に影を落として折でもあり、このタイミングでのドル高は商品市況には効いた。正確にはドルインデックスの80ポイント超えだが、金市場ではファンドの売り手仕舞いが集中した。先週末発表段階ではネット買い越しは650トン近辺で前週と大きな変化はないが、その後がどの程度になっているかが問題。かなり振るい落とされたとみられる。
さて菅財務相の話で始めたのはドル円相場の話だが、以前からドル安(結果としての円高)論者だが、海外の視点ということでこれまで話したり書いたりしてきた内容を日曜日の日経ヴェリタスでみつけた。
JPモルガン・チェースの通貨ストラテジストの言葉だが、以下のようなものとなる。「(略)今後を占ううえで、財政赤字の補てんをどれだけ海外資本に依存しているかも見逃せない。依存度が高い国は赤字が制御不能になった場合の資本流出リスクにさらされやすく、通貨危機に発展する危険もあるからだ。海外投資家の国債保有率が10%を割っている日本は、この点で安全と言える」というもの。この意見に補足をするなら、国債保有率の低さは、そのまま海外に出ている円(ユーロエン)も少ないということ、すなわち円は国際化していない。外にない円を外が主導して売れない。きっかけは外が作るかも知れぬが、国内勢が追随せねば円の暴落は起きないということになる。円の暴落を作るのは日本を見放した国内勢の資本逃避ということになる。ちなみに「米財務省証券の海外保有率は実に75%だ。英国債も30%程度に上っている」となっている。さらに加えるなら、日本は経常収支が黒字の国、かたや米国は赤字。問題は、いつまで民間が政府の借金を賄えるか。
このタイミングでの円高は国内金価格には堪える。
もともと中国の引き締めという足元の世界経済の牽引車としての期待が強い国での政策が投資家心理に影を落として折でもあり、このタイミングでのドル高は商品市況には効いた。正確にはドルインデックスの80ポイント超えだが、金市場ではファンドの売り手仕舞いが集中した。先週末発表段階ではネット買い越しは650トン近辺で前週と大きな変化はないが、その後がどの程度になっているかが問題。かなり振るい落とされたとみられる。
さて菅財務相の話で始めたのはドル円相場の話だが、以前からドル安(結果としての円高)論者だが、海外の視点ということでこれまで話したり書いたりしてきた内容を日曜日の日経ヴェリタスでみつけた。
JPモルガン・チェースの通貨ストラテジストの言葉だが、以下のようなものとなる。「(略)今後を占ううえで、財政赤字の補てんをどれだけ海外資本に依存しているかも見逃せない。依存度が高い国は赤字が制御不能になった場合の資本流出リスクにさらされやすく、通貨危機に発展する危険もあるからだ。海外投資家の国債保有率が10%を割っている日本は、この点で安全と言える」というもの。この意見に補足をするなら、国債保有率の低さは、そのまま海外に出ている円(ユーロエン)も少ないということ、すなわち円は国際化していない。外にない円を外が主導して売れない。きっかけは外が作るかも知れぬが、国内勢が追随せねば円の暴落は起きないということになる。円の暴落を作るのは日本を見放した国内勢の資本逃避ということになる。ちなみに「米財務省証券の海外保有率は実に75%だ。英国債も30%程度に上っている」となっている。さらに加えるなら、日本は経常収支が黒字の国、かたや米国は赤字。問題は、いつまで民間が政府の借金を賄えるか。
このタイミングでの円高は国内金価格には堪える。
1 輸出企業の業績が回復する。
2 輸入物価が上がりデフレが止まる。
3 海外旅行に行かず国内内需にプラス。
4 輸入価格が上がりケース次第だが
貿易黒字が減少する可能性も?
5 大幅円安誘導のためには日銀の国債引受を
行うべきだ。財源はもう無い状態だ。
1 輸出企業の業績が回復する。
2 輸入物価が上がりデフレが止まる。
3 海外旅行に行かず国内内需にプラス。
4 輸入価格が上がりケース次第だが
貿易黒字が減少する可能性も?
5 大幅円安誘導のためには日銀の国債引受を
行うべきだ。財源はもう無い状態だ。
6 金価格はソブリンリスク増大、米国の国債格下げ検討、
などでドル高から早晩転換して上昇し始めるだろう。
金価格上昇と大幅な円安が同時に来るかもしれない。
日銀の国債引受の解禁で即大幅な円安に転換する。
米国などは核のボタンを押す兵士は毎日精神科医の診断を受けさせられており当該兵士のストレスは常時極限状態にあるらしい?
誤ってボタンを押さないか?常時監視されているのだ。
旧ソ連でもフルシチョフなどは核を使用する危険があったようだがブレジネフに即解任された。集団指導体制というか、まだ独裁者のご乱心を止めるシステムやまともな思考をする指導者がいた。中国も同様だろう。もし当事の江沢民が核攻撃を提案したら即解任だったろう。米国は表上は広島、長崎の核使用を肯定しているが、内心では良心的米国人は当事もう戦闘能力がほとんどなかった日本に核を使ったことの悔恨は根強い。
さて、北朝鮮はこうしたまともな国とは全く異なる。米国はともかく日本には金正日の命令に従い核を打ち込んで来る可能性は高い。
数発で日本は焦土だ。このような脆弱な国の通貨円が買われる理由はこの点だけとっても全く現実的ではない。
今回は需要の不足であって、為替の問題ではない。
しかも経済の運営の基本的な仕組みに大きな問題が出ている。
>6 金価格はソブリンリスク増大、米国の国債格下げ検討、
などでドル高から早晩転換して上昇し始めるだろう。
金価格上昇と大幅な円安が同時に来るかもしれない。
日銀の国債引受の解禁で即大幅な円安に転換する。
何処へ信用が行くかだろう。たぶん金へといくだろう。
日本は資本供給国だから、円安へとは行かないだろう、逆に円資金の還流だろう。其れが起きなければ、海外の資産の自由性が失われたときで、この可能性のほうがたかい。
>4 輸入価格が上がりケース次第だが
貿易黒字が減少する可能性も?
5 大幅円安誘導のためには日銀の国債引受を
行うべきだ。財源はもう無い状態だ。
この4と5は相互に矛盾する。貿易黒字の減少はたぶん金利の上昇を招く。日銀引き受けは低金利が条件であるから、たぶん身動きが取れなくなる。
まだ将来起きるだろう事態に対する認識があまいのではないか。
>北朝鮮のリスクを甘く見るな (米国破綻)
これはもはや現実の問題で、韓国の崩壊と難民の流入だろう。まるでその布石のように戸籍制度の廃止、外国人基本法という外国が我国を支配する法律が、我国国会二提出されようとしている。
朝鮮難民は日本海の鮫の餌にする覚悟を日本人と日本国はする。
ソレヲすれば円は持ちこたえる。
(今回は需要の不足であって、為替の問題ではない)
大筋同意。日銀の考え方はそうだ。財政がふんだんにあれば財政の出番だろう。であるから私の意見は日銀の国債引受解禁により財政の出動を可能にする財源を確保しようと言うのだ。これが実施されれば紙切れを刷って紙幣にするのだから嫌でも円安になる。裏づけもなく紙幣を刷る国の通貨など売られるだろう。国債も売られるだろうから金利もあがる。ここからは政府の政策による。
日銀の国債引受の限度の決め方。実際に日銀が引き受ける国債額。当該国債で得た財源をいかに有効に使うか?
金利が上がるからその対策は当然必要だ。
住宅対策、企業対策のための減税、補助金、利子補給などをせなばならないだろう。
日銀国債引受で財源を確保→大幅な円安となる→長期短期金利上昇→金利上昇による影響を回避するための政策出動(財源は日銀が引き受けた国債によって調達した資金)
>経済学は科学ではない
やり直しが利かないからためらうような判断と行動が必要だが、政府首脳にはその感覚がない。
>国債も売られるだろうから金利もあがる。ここからは政府の政策による。
政府の政策は決まっている。財政構造が昭和21年以来という事だが当時と今とは貿易があるかないかである。然しやる事は同じで軍事という公共事業の整理と軍人という公務員の整理と。満洲朝鮮支那二投資した資金の回収だろう。外国への経済援助の形態の改革だろう。
いずれにしても民間に金を行くようにする必要があるが、ひとつは減税。問題は公共投資を何にするかである。
これは多分軍事予算の支出ではないかとおもうがよく分からない。
既に国道の疲弊が始まっている。
以前もご紹介しましたが、以下のブログは貴金属投資関連ブログとして非常に有名ですので、再度ご紹介します。
http://gojira1218.blog87.fc2.com/
http://blog.goo.ne.jp/yamahafx
http://sunsetmoon2020.blog61.fc2.com/
http://abramovich.blog32.fc2.com/
投稿されるコメントも有益です。
学生時代に読んだカミユの小説「ペスト」を
つい思い出してしまう。
全く正確ではない何十年も前の読書の記憶では
「ペスト」はフランスのある町でペストが発生して終息するというあらすじではなかったか?
強烈に残っている最後の記述(正確ではない。
おぼろげな記憶)
「ペスト菌は決して死滅することも消滅することもないものであり、何十年も何百年も水分も何も無い状態で箪笥の引き出しの奥深くに生き続けている。そして人類が傲慢と慢心へと堕落しきったとき、その使者の鼠たちを呼び寄せてまた世界に人類に教訓と反省を促すためにその活動を再開するのだ」
リーマン・シヨックはまさにペスト菌の蔓延をもたらした。鼠は誰なのか?ペストは終息したのか?
いずれにしろ米国が世界に大迷惑をかけたことは事実だが謝罪もないし刑事罰を問われた者もいないなど驚くべきことではないか?
いずれにしろ米国が世界に大迷惑をかけたことは事実だが謝罪もないし刑事罰を問われた者もいないなど驚くべきことではないか?
ペストを西洋人が見れば中世に歴史的出来事を思い起こすが我々日本人はそのような病気を記憶する事はない。また異民族の侵入という歴史も無いから、カミュの小説を読んでも多分受け止め方が異なる。
世界とアメリカというとらえ方ではなくわが国とアメリカというとらえ方をすれば、確かにアメリカはは自国の国益のみを考えて行動したということはできる。然しいいものをもたらした事も事実である。子の要素を考える必要がアル。
アメリカへの見方は多くはバイアスがかかっており、アメリカに長く滞在した人は恐らく,書く気にもならないだろう。私は行った事がないから映画カ出来事で知るしかない。
日本人のアメリカ観を見ると次のような事を自覚しないで論じる事が多いという事である。
大東亜戦争はわが国が真珠湾を攻撃して始まった。または始めたと日本側が自覚していない。 逆に言うと真珠湾攻撃をしなければ戦争は勃発しなかったという認識を日本側が持っていないということである。
金についても似たようなものがアルが、それは日本ガ買えば上昇し始めるが、日本の投資家は海外要因で上昇すると見ていることである。
子の要素はこれから現れるが、またばばを引く可能性はアル。
第三次世界大戦への道を歩み始めたというのがkenjiの見方の一つであるから
>いずれにしろ米国が世界に大迷惑をかけたことは事実だが謝罪もないし刑事罰を問われた者もいないなど驚くべきことではないか? >
あたらしい戦争の結果が<刑事罰>をきめる。
その裁判の期間は多分15年から20年で、判決は2025年から2030年に下されるだろう。
そのときわが国への判決は共同謀議者だろうか?
他人の家の庭先どころか母屋まで乗っ取られるよ