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アジア時間の早朝に流れたカダフィ暗殺の噂で金銀が急落ということだったが、まさに噂で終わった。そもそもカダフィがいなくなると安定するのか?ということ自体が疑問。騒乱の基がなくなることは確かだが。カダフィよりも、むしろ漸減中のETFの動向のほうが気にかかる。
連日上海市内および郊外を動き回っているが、観光地「豫園」にある大手宝飾店は地元での有名店であると同時に有力店でもある。その一店、「亜一金店」に行って驚いた。2階の一角が投資専門コーナーに衣替えしていた。壁には大型のボードまであって、かつては購入後3カ月経過以降、買い取り可(投資家は売れる)というルールがあったが、いつでも買い取り(顧客サイドは売却可)になっていた。もっとも、銀行が取扱いに力を入れて売買自由のなかで「3ヵ月クローズ」は時代錯誤。それでも他店ではいまだに変更なしというところも。投資部門の金販売の窓口は後発の銀行に移っている。店舗数の圧倒的な違いがある。数字がついて来るわけだ。