米系メディアが午前11時からと伝えていたトランプ記者会見は、少し遅れて始まったようだ。全世界が、そして多くの市場関係者が関心を向けた結果は、少なくとも市場関係者には期待外れに終わった。とりわけ株式市場が期待した減税や投資に関連する方向性を示唆するものは見られなかった。相場の先行きを見通す材料を探そうとした関係者にとって、手掛かりは得られなかった。不透明感だけが残った。1月20日を待つべしと。
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さて今夜はイベント・デー。さしものトランプラリーもここにきて一巡感が漂っているが、本日は報じられているように、トランプ次期大統領による当選後初の記者会見が予定されている。このところ米国内外の自動車メーカーの工場移転問題に絡んで、プレッシャーを掛けているが、正式な(?)会見ではどのような方針が表明されるのか。通商政策や為替相場について、中国に言及するのか否か。また昨今のドル高について牽制的な発言は . . . 本文を読む
先週末の12月の米雇用統計にて賃金上昇が前年同月比で2.9%の上昇となり、ついにインフレ率を刺激する賃上げ加速か?ということで、債券が売られ金利が上昇。つれてドルも反発という流れで金が売られ、「年始からの流れに水を差された形だ」とした。その流れは、結局、週明け9日のアジアの取引時間帯までのことだった。欧州時間からは、また元に戻り、金利は低下しドルが反落する中で金市場ではまたファンドによる買戻しの動 . . . 本文を読む
昨年末の12月27日にここで、次のように書いた。
「ショートがさらに膨らみ続けるには、この上さらに長期金利の上昇とドル高の組合せが必要になると思われるが、それは昨日書いたように、各所に“歪みが溜まる” 金融環境となるわけだ。クリスマス休暇明けに軽い調整局面が訪れるならば、金市場では内部要因からはショート・カバーが出やすい状態といえる」
米大統領選後の米長期金利とドルの上昇に逆行する形でファン . . . 本文を読む
新しい年の始めということでいろんな方面で“初”もの情報が伝えられている。本日は築地の初セリでマグロの最高落札価格がキロ当たり35万円、1匹7420万円になったと。もっとも、このところメディアで取り上げられるという宣伝効果を狙い、これでもか!というような高額落札がみられているので、またか・・という感じだ。ちなみに2013年の222キロの大間産マグロがキロ70万円、1億5540万円が過去最高とのこと . . . 本文を読む
年始最初の取引となった3日のNY市場の金価格は10.30ドル高の1162.00ドルの引け。3週間ぶりの高値。株高、ドル高の中で一時は1140ドル台半ばまで売られたのは、セオリー通りの展開。早朝に発表された重要指標12月のISM製造業景況指数が前月比で1.5ポイント上昇し市場予想も超える54.7と2014年12月以来2年ぶりの高水準となったことも、金売りの材料となった。
しかし、取引中盤以降は買 . . . 本文を読む
新年あけまして、おめでとうございます。
今回の正月は東京にて迎えることに。30日まで仕事をやっていたのと年始が4日の午前からということで、混雑の中で移動してもゆっくり時間も取れず、4日の仕事の準備もあるので東京に残りました。
そして東京で正月を迎える際の定番の初詣は、新宿十二社の熊野神社。かつて紀州熊野三山から分社したとされる、ここでお参りして1年が始まります。
祈るのは、皆が健康でありま . . . 本文を読む