亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

NY金反落も意外な強さ

2025年01月14日 20時05分41秒 | 金市場
日本が祭日となった1月13日のNY金価格は5営業日ぶりに反落した。先週末比36.40ドル安の2678.60ドルで終了した。 先週来発表されている米経済指標が予想を超える堅調さを示していることを受け、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを当面休止するとの見方が強まっている。その中で米長期金利の基準となる10年債利回りが一時4.808%と23年11月1日以来1年2カ月ぶりの水準に上昇。 米国との景 . . . 本文を読む
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NY金2700ドル再突破、米雇用統計は無風で通過か

2025年01月10日 21時48分03秒 | 金市場
1月9日のNY金は3営業日続伸。カーター米元大統領の国葬でこの日の株式市場は休場。一方、債券市場は午後2時までの短縮取引となる中で、前日まで続いた米長期金利の急騰劇は一服状態となった。指標となる米10年債利回りは4.688%と前日の4.706%から低下した。前日は主要国にも波及した米債売り(利回り上昇)はいったん落ち着くことになった。 もっとも、金市場の方は、一連の金利上昇ドル高を無視する形で上 . . . 本文を読む
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要注目!長期金利の上昇が主要国にも波及、しかしNY金続伸

2025年01月09日 20時29分56秒 | 金市場
昨年末から目立っている米長期金利の上昇が、ここに来て加速しており、8日は指標の10年債利回りは昨年4月以来の高水準まで上昇。普段はあまり注目されない20年債利回りは、一時5%の節目を超え話題になった。   米国のみならず主要国全般にも上昇が波及し、長期金利は軒並み上昇だ。 トランプ米次期政権の関税策などを意識した動きと言えるが、英長期金利は8日一時4.81%と2008年8月以来の . . . 本文を読む
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中国人民銀行のゴールド買い、一般のセンチメントを押し上げ

2025年01月08日 20時12分47秒 | 金市場
NY金の2600ドル台中盤でのもち合いが続いている。1月7日は3営業日ぶりに反発し前日比18.00ドル高の2665.40ドルで終了した。   市場の関心はこのところ続いている米長期金利の上昇に集まっている。7日は発表された米国関連指標の好調さを映し、インフレ再燃懸念から米連邦準備理事会(FRB)の利下げ回数減少観測から、10年債利回りが8ヵ月半ぶりの高水準まで上昇。株式市場では金利 . . . 本文を読む
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24年NY金27%、NY銀21%上昇、プラチナ10%下落

2025年01月06日 20時44分53秒 | 金市場
新年明けましておめでとうございます。今年も市場のポイントを取り挙げましょう。よろしくお願いします。 カレンダーの並びで年末年始の休みが長期化した日本だが、NY市場は31日が24年の最終取引。1月2日から25年の取引を開始した。 〇2020年を基点に複数年の上昇トレンド続く金(ゴールド) 歴史的な上昇相場となった2024年の内外金価格だが、2020年に始まった複数年の上昇トレンドの途上で . . . 本文を読む
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