横浜青葉台教室に続いて、無何有庵でもZERO Pt.講座が15日からスタートいたしました。
無何有庵でのクラスは定員6名。
上級者のベテラン揃いです。
お陰さまで、たくさんの方がお申込みくださり、県外からのご応募も正直びっくりするほど頂きました。
お問合せくださいました皆さまにココロから感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今回は地元の方優先とさせていただきました。
お一人、大阪からご参加ですが、お申込み第1号ということで、受講いただくことにいたしました。
どうぞ、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
青葉台クラスは、単発の方もいらっしゃり、ご応募にお応えできますのでよろしければお問合せくださいませ。
この講座は、マクロビオティックをお料理、理論などを習われて、もうすでにどなたかにマクロビオティックをお伝えするお役を担われていらっしゃる方々を対象にいたしております。
基本食をもう一度振り返る意味もありますが、
いつでもマクロビオティックを手放せるようになるための講座でもあります。
マクロビオティックはとても奥が深いので、学びは一生続くのだとは思っていますが、私の根底に、マクロビティックは人間の取り扱い説明書だという持論があり、いつまでも取り説を片手にしては実践できないと思うからです。
マニュアルからミッションに変えていく感覚。
もしくは真逆にオートクルーズでいく感覚。
人間の五感を研ぎ澄まして、直観力を磨くことができるといいなぁと思っての講座です。わたしも、この講座で学ぶことがとてもたくさんあるのです。
今回も発見がたくさんありました。
青葉台教室では、マクロビオティック初心者の方もいらしたので、ある程度コチラで段取りを組みながら進めたのですが、今回のクラスは本当にベテラン揃いですので、自由裁量で、学ぶというよりは考える(感じる)というスタイルで進めました。
きんぴら牛蒡を2種。
①「産地の違う素材、九州産の牛蒡と蓮根、香川産の人参を使って料理を完成させる」②「季節を測って料理を完成させる」
ごま塩を1種。
①「Mさんの欲するごま塩を完成させる」
というテーマにそって、6人で完成させていただくことにしました。
6人の大ベテラン。
切り方も随分違うものですね。
私は、もう少し細く切るのが好みです。
いやぁ(笑)、時間がかかりました!
考えすぎです。
マクロビオティックで学んだ知識がいい意味で邪魔をいたします。
ご参加の皆さんは、健康な方ばかりなのと、ちゃんと学ばれてきている方ばかりなので、ココロのバランスもとても健全ですし、完璧をめざしたり、適当にできる範囲でゆるゆるで良しとすることなく、いい塩梅でのマクロビオティック観をお持ちのことと考えていましたが、これほどまでに、陰陽にとらわれていたり、理論を優先してしまうとは思いもよらなかったことでした。
わたしが求めたものは、「おいしいお料理」という一点において評価できるものを作ってもらいたかったのですが・・・。
マクロビオティックをZEROにする。
そのポイントをさぐるのがこの講座の目的です。
さて、今回、玄米のことについて、いつもはお話をしていない内容をお伝えいたしました。フィチン酸の功罪についてのお話です。
無何有庵の教室では、まずは玄米ごはんを習慣にしていただくために、できるだけハードルを低くして楽に続けられるようにご指導いたしておりますので、浸水時間などについては、あまり多くをお話することはないのですが
私の経験から、特に病気療養に食事法としてマクロビオティックを選択された方の中でどんどんやせて行かれる方、体脂肪が一桁になられる方もいらっしゃいます。
その時には、浸水時間については大切な要素となりますので、今回、お伝えすることにいたしました。
また、現代の野菜自体が栄養失調ですので、玄米ごはんの炊き方はとても大切なことだと思うようになったのも、お伝えすることにした理由でもあります。
さらに、炊く道具についてもお伝えしなくてはいけないかなと思ってもいます。
ちなみに、これは息子の盛り付けです(笑)
さあ、次回も楽しみです。