根菅治療が専門の当院では、重度の歯周病の患者さまが大変多くいらっしゃいます。
特に、県外から来られる患者さまは、いくつかの歯医者さんで「抜歯」を宣告されて、どうしても抜きたくないと言う思いから、当院にご来院なさる方ばかりです。
遠方の方は、国内ですと青森や、仙台から。国外ですと、中国やアメリカからもお越しになられます。
抜歯になるかどうかは、ポケットの深さが第一関門です。
歯周病とは、歯の根元の周りの骨が解ける病気です。
ですから、ポケットが深いということは、歯を支えている骨がかなり溶けているということです。
歯の根元の長さは、歯の種類によっても、また、個人差もありますから一概には言えませんが、犬歯ですととても長く15ミリほどあります。
ですので、平均して13ミリくらいと思ってください。
つまり、13ミリの骨で支えているということです。
当院の検査では、ポケットは、1~3ミリが正常、4ミリで初期の歯周病、5~7ミリが中度の歯周病。8ミリ以上になると重度となります。多くの歯医者さんでは、ポケット8ミリともなると、抜歯という二文字が歯医者さんの頭の中には芽生えています。
確かに残り5ミリの骨で支えるのですから、歯はぐらぐらしますし、なかなか骨の再生などしないとの判断があるからです。
良心的な歯医者さんでも、歯石の除去などで進行を送らせながらも、つきあえるところまでつきあいましょう的発想が大半です。つまり、いずれ抜歯となるということです。
松見歯科に来られる重度の歯周病の患者さまは、ポケット8ミリなどはまだまだ良い方で、ポケット11ミリ、12ミリという重度も重度というケースも多々あります。
そんな方が、一本も歯を無くさずに、溶けた歯根の周りの骨を回復させて笑顔を取り戻されます。もちろん、どうしてもダメな場合もありますが、圧倒的に抜歯の回数は少なく、全患者さまでも、月に1本抜くか抜かないか、年に5、6本の抜歯にとどまります。
たとえ重度の歯周病でも、あきらめないでください。
抜歯と言われた90%以上の歯が残ります。
松見歯科では、歯周病でお困りの方、抜歯と言われている方のために
歯周病のための勉強会を開催いたします。
松見歯科診療所講演会 全国キャラバンin香川
歯周病と全身疾患
日 時 平成24年6月6日(水)9:00~12:00
場 所 松見歯科診療所 食養塾 無何有庵
費 用 500円 玄米おむすび付
お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 會田まで。前日まで受付いたしております。お支払いは当日可。
●歯周病の完全治癒を目指して原因除去療法を徹底的に行うと、患者さまのいろいろな病気が並行して改善します。当院の歯周病患者さまの症例を通して、全身の健康についても考えます。
(当院で良くなった病気の一例)
便秘、吹き出物、肌荒れ、いぼ、ニキビ、乾燥肌、アトピー、爪の黒線、貧血、低体温、冷え性、低血圧、高血圧、口臭、口渇、虫歯、歯周病、生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊、高脂血症、高コレステロール血症、いびき、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時途中覚醒、傾眠、不眠、アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、喘息、扁桃腺炎、花粉症、肩こり、胃腸虚弱、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、動脈硬化、静脈瘤、拡張型心筋症、Iga腎症、白内障、緑内障、加齢性黄班変性症、鬱、ADHD、多動、アスペルガー症候群、癌、リウマチ、骨粗鬆症、肥満など。