マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

ごはんが主食。野菜はメインディッシュ。

2013年04月22日 11時22分59秒 | 松見歯科診療所にようこそ
大きなイベントを終えて、まだまだ後片付けがいっぱい残っていますけど、日常は次々とやってきますね!うかうかしている場合じゃないわー(-_-;)

はい、お待たせしてしまいました、一か月延ばしていただいたマクロビオティック講座・お料理基礎クラスの<飯のコース>のご案内です。




5月から<飯のコース>が新期スタートいたしますよ。

第20期生!
またまた、素敵なご縁をいただけて、いつも始まりはわくわくですね~。

無何有庵の<飯のコース>は、私にとってもすごく大切で、大好きなクラス。
毎回、毎回、本当に楽しみなクラスです。

ご紹介するお料理も、マクロビオティックのお料理の基礎を盛り込んだレシピ。
毎日いただいても過分なく、ココロにもカラダにも優しいし何より、おいしい!
玄米ご飯が主食で、野菜がメインディッシュ。ごはんと一汁と野菜料理が基本です。

座学の理論では、ひたすら宇宙の秩序について、いろいろな角度からお話をさせていただきながら、
そのつど新たな発見をして、私自身の学びの場でもあります。

「気」のお話しもそうですが、目に見えないものを顕在化したり、思ってもみなかった力を感じたり、
現代科学では説明できないようなことの体験から、いかに、私たちが持っている力を出しきれずに、
日々、もったいない生き方をしているかってことも知ってもらいたい!

さらに、日本人って本当はすごいんだよ!ってことを実感していただき、自信を持って「生きる」ということの実践をしていただけるワークも盛りだくさんに体験いただきますよ。

「生きること=食べること」というテーマから、自信を持って生きる=自信を持って食べる、につなげてほしいのです。食べるということが自由でなければ、それはつまり自由に生きられていないということ。
マクロビオティック哲学に基づいた食事のあり方が、あれはだめ、これもだめっていうような、不自由なものではないことをしっかり学んでいただいて、食べることから、生き方を考えるきっかけになるといいなぁって思います。

マクロビオティックとは、こだわりとか、囚われとかではなく、秩序なのです。
こうでなければならないといった絶対のマクロビオティックなんてないのです。
マクロビオティックは、無から生まれたダイナミックに変化する宇宙そのものなんだよ-。

「宇宙」とは単なる空間を意味しているんじゃないよ。宇宙とはこの世でただひとつの「全体」であり、あらゆるもの、あらゆる生物、あらゆる現象を包み込んだ、果てしない「無限宇宙」ともいうべきもの。

無限宇宙は、ひとつの状態になんかとどまることがないんです。常に変化しているよ。常に変化し、始まりのない始めから、終わりのない終わりへと、永遠に移り変わっていき、その内部にあるあらゆる次元のあらゆる場所で、無数の変化が起こっているんです!

無限宇宙とは、そのたえまない、ダイナミックな変化そのもののことです。そこから森羅万象(あらゆるもの)が生まれます。その中には、目に見えるものだけでなく、目に見えないものもたくさんあります。

私たちにとって、宇宙の秩序を理解することは、自分たちがどからきてどこへいくのか、世界のあるべき姿とはどんなものなのか、そこに到達するためには私たちはどうすればよいのかを理解するために、とても大切なこと。

この世の中に同じものは一つとしてないという事実の壮大さを感じながらも、
たとえば私たちが住む地球が太陽を一年かけて公転したり、潮の干満や、月の満ち欠けなど、
決まった周期や割合や関係性などにある原則と法則を知ることは、
あらゆる夢の実現を可能にする鍵になるし、それを知ることによって、私たちは病気を健康に、戦争を平和に、対立を調和に、不幸を幸福に、混乱を秩序正しい状態へと、変えることができるのです。

マクロビオティックの持つ食事スタイルは、「自由」です。

「自由」とは、自らがどこから来たかという知る由のこと。
あなたの生き方=食べ方が、あなたを自由につくるのです。

だから、大切なのはどうなりたいのか、どう生きたいのかなのです。

私たちは食べたものの化身です。
私たちの意思で食べるのですから、どんな化身になろうとも自由です。

そんなことを、半年間、座学で学びながら、また実習でお料理を通してどんな自由になるのかを感じたり知ったり、体験したりしていただきます。








<講座概要>


マクロビオティックのベーシックな食事スタイルのご指導と、季節、時間、性別、年齢、体質、体調などに合わせた食事の調整法、マクロビオティックの考え方や哲学を自然科学(宇宙、進化、生命、人体、物理、宗教、哲学などなど)の領域から捉え、判断力を高めていくためのアプローチをさせていただきます。

基礎だからこそ、深く充実した内容です。
料理・内服お手当実習(約2時間)+ 外用お手当実習(約1時間)+ 理論講座(約1時間)、試食、片づけから成ります。お手当は、内服、外用によって時間がかわります。
開催時間は10時~15時を予定しておりますが、少し時間のゆとりを持ってお越しください。
子どもさんのお迎え等のある方は、中座していただいて結構です。

このコースは、基本的にはマクロビオティック料理初めての方を対象としています。
玄米ごはんの炊き方からマクロビオティック理論、陰陽の話、食事の調整法、お手当て実習など即実践できるようにご指導致します。

また、基本をしっかりと学びなおしたい方にもお薦めの講座です。前期、後期と食材、メニューの違いもありますので再度受講される方、理論のみの受講も受付いたします。


■全12回・6ヶ月。
■歯科診療を受診される方は34,800円(2900円/1回あたり。)
■受診されない方は48,000円(4,000円/1回あたり。)
■単発での受講も受け付けています(1回4,800円)。
■陰陽がわかりやすいテキストブックは2,500円で別売となります。
■理論のみの受講につきましては、3,000円×全11回となります。
(全ての料金は税別の金額です)


スタート時間に遅れないように、10分前には集合願います。
できるだけ歯科受診の上の受講を頂き、総合的な健康管理をお薦め致します。レギュラーの方は、受講期間中に食改善のお話・理のコースを必須で受講(受講料735円)願います。
主食の話、玄米の話、パンについて、砂糖の害などのお話になります。
全回、理のコース受講修了者には、修了証書を授与いたします。

飯のコースの様子はこちらから。

さらに、インターンシップ制度として、飯のコース、羹のコースを卒業した受講生の中で、審査の上、研修生としてアシスタントに入ることができます。経験を積んだ後は料理講師、カフェの開業、マクロビオティック指導士などの分野で活躍できるように指導いたします。自己申告頂ければと思います。



飯(はん)のコース 第20期 (2013年春夏)基礎 

金曜日 10:00~

■第1回  5月10日(金)

       <料理>玄米の炊き方(圧力、土鍋)・・・玄米と健康について(好転反応など)
           きんぴら牛蒡(季節の調整)
           ごま塩 (季節の調整)
           厚揚げとふのりの味噌汁(豆味噌)

       <手当>《三年番茶の煎じ方・お手当て》

       <理論>マクロビオティックとは<陰陽について・・・宇宙の法則>

■第2回  5月17日(金)

       <料理>黒豆と小豆の豆ご飯
           ひじき蓮根 (季節の調整)    
           野菜の蒸し煮サラダ
           油揚げと季節野菜の味噌汁(米味噌)
          
       <手当>《梅醤番茶》

    <理論>マクロビオティック食事法<進化と食べ物>      

■第3回  6月 7日(金)
       <料理>茶飯(圧力鍋)
           黒胡麻豆腐
           切干大根と高野豆腐の焚いたん
           野菜の白玉団子スープ(麦味噌)

       <手当>《青菜パスター》

       <理論>マクロビオティック観<身体と心の構造と機能(感受性について)>    

■第4回  6月21日(金)

       <料理>三色丼(圧力鍋)
           梅牛蒡
           無水煮野菜のピュレ ベリーヌ仕立て
           玉ねぎのスープ          
           人参の花びら菓子

       <手当>《豆腐パスター》

       <理論>マクロビオティックと暮らし<太陽と地球と月・・・気候風土>
                            
■第5回  7月 5日(金)

       <料理>夏のちらし寿司                  
           春雨サラダ
           茶山椒
           炒り玄米のスープ                      
           玄米粉のクレームブリュレ

       <手当>《枇杷の葉の温灸》

       <理論>マクロビオティック食事法の調整<太極図と五行>

■第6回  7月19日(金)

       <料理>ひじきの混ぜご飯(炊飯器)  
           飛竜頭
           蓮根の棒煮
           白味噌チャウダー ソイエア添え
           玄米あられ

       <手当>《椎茸スープ》

       <理論>マクロビオティック栄養学<献立の立て方>

■第7回  8月 9日(金)

       <料理>南瓜入り小豆粥
           昆布と干し椎茸の佃煮
           精進出しのお吸い物
           甘酒の葛餅パフェ

       <手当>《時雨味噌》

       <理論>マクロビオティックと家族1<子どもの食事、子どもの成長>

■第8回  8月23日(金)

       <料理>変わり稲荷寿司(低圧炊飯)
           梅酢の巻き寿司
           きんぴら牛蒡の揚げ春巻き
           キュウリの冷汁

       <手当>《小豆かぼちゃ》

       <理論>マクロビオティックと家族2<大人の食事、生活習慣の改善>

■第9回  9月 6日(金)

       <料理>精進玄米カレー
           夏野菜のラタトゥイユ
           車麩のカツ
           玄米ポタージュ
           
       <手当>《蓮根湯》

       <理論>マクロビオティック医学<望診法>

■第10回 9月20日(金)

       <料理>玄米五平餅
           季節の野菜ときんぴらごぼうの生春巻き
           ひとくちお萩
       
       <手当>《生姜シップ》

       <理論>マクロビオティック気学<精神の開発法>

■第11回10月 4日(金)

       <料理>基本食と基本の調理の復習
           きんぴら牛蒡、ひじき蓮根(乙女:サムライ)
           玄米土鍋炊飯
           玄米団子のお月見スープ

       <手当>《第一大根湯・第二大根湯》
       
       <理論>マクロビオティック総論

       
■第12回10月18日(金)

       卒業制作
       審査
       卒業パーティ&卒業式

献立は、材料調達の都合で変更する場合がございます。ご了承願います。


<講 師>
理 論 担 当  松見 千奈美
料 理 担 当  中原 亜 智
アシスタント 小山 郁 子


お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323まで。
現在お申込みの方は、もう一度受付にて再エントリーさせていただきますので、お手数ですがお申し出くださいませ。



































ひとりごと。

2013年04月22日 08時35分56秒 | 庵主の日記
おはようございます。
今日は休診日。
やっとこさのお休みです。

イベントの片づけや、ごあいさつや、総括をいたします。


午後からは裁判所に。

主人の母が亡くなって7年。
ちいさな土地を分けるためのあらそい。
母のイノチに寄り添うことなく遠くに暮らした兄からの訴訟。
おむつを替えることもなく、ご飯を口に運ぶこともせず、暮らしを支えることもしなかった兄に、憤りを持つ主人。

お金は人を狂わしますね。

お金なんかで幸せは買えないのにね。




青い空と新緑の緑・・・。
幸せは、そんなところに息づいている。

茶畑和也さんのハートのイラスト。
いつも、そっと寄り添ってくれて、ありがとう。

今日も一日、みんなが笑顔でありますように。