マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

続・九州に行ってきました。

2013年10月30日 14時56分20秒 | 庵主の日記
今回の九州の旅では、阿蘇を拠点に、全国でマクロビオティックの普及活動をされている食育エコロジストであり、TAO塾主宰の波多野さんのお声掛けをいただき、福岡でお話をさせていただくことができました。
塾生の皆さまの素晴らしい波動の中、波多野さんに頂いた「デンタルとメンタル」というテーマでお話をすすめました。

40分という時間を頂いていたのですが、11時から始まって、「もみじ」の輪唱を2度ほど歌ってご紹介をいただいたりしたので、結局11時半にスタート。気がついたら12時15分!なんやかんやで、時間オーバーになってしまいました。

3時間でも4時間でもお話するのは苦ではありませんが、短い時間でお話させていただくのは本当に難しいですね。

そんなことで、波多野さんのお話の時間や波多野さんとのトークセッションの時間が少しずつ短くなってしまいました。

それでも、波多野さんのお話は本当に面白く勉強になりました。
笑いにあふれていて、しかも内容がしっかりと構築されていらして、さすが!です。

波多野さんは「身土不二(しんどふじ)と身土不二(しんどふに)」というテーマでお話をされましたが、エコロジカルな身土不二(しんどふじ)とスピリチュアルな身土不二(しんどふに)のお話はなるほど~って思いました。波多野さんは熊本大学の大学院社会文化科学科博士前期課程を就学中でいらして、今、このテーマで論文を作成中だそうで、書きあがったものが楽しみです。ぜひ、読ませていただきたいものです。





講座の後は、素晴らしいランチが待っていました!



塾の事務局担当の愛さんが作られた、ランチ。
これは、ただものではありませんでした!

愛さん、なんと5人の子育て真っ最中の肝っ玉かあさんでいらっしゃるのに、一人で20人分くらいのランチを用意して、ケータリングしてくださっているのです。しかも、本当においしい~。
マクロビオティックな暮らしをしていると、旅先でも、いつも心づくしのオーガニックでマクロビな食事に恵まれて、こんなに幸せなことはありません。



豪華なランチ



ご飯は雑穀米のお寿司。菊花は貴重な無農薬のもの。平戸でもお寿司でしたが、本当に優しいお味でおいしい~♪ぺろりと頂きました。



蓮根の煮ものも、ほくほくとお味が良くしみてお母さんの味。



大根とお揚げと青菜の煮物も、時間をかけて作ってくださっているのが本当によくわかる滋味深いおいしさでした。



そして、こちらも手が込んだ手作りピーナツ豆腐。絶品でした!



そうめん瓜(福岡ではそうめんかぼちゃとも言うそうです)と切干大根のマリネはさっぱり、しゃきしゃきで歯ごたえも楽しめました。



おみそ汁もほっこり幸せにお腹があったまりました。



極めつけのデザートは、なんと私に合わせて!米飴で甘みをつけた、羊羹と漉し餡のお餅。帰りの新幹線の中で頂きました(^^)/

愛さん、本当におご馳走様でした。もう、完璧~。

そして、皆さんの自己紹介を伺えば、どなたもただものではありませんでした!
それぞれの分野で活躍をされながらも、学びを続けられていらっしゃる方ばかりなんです。
そんな皆さまの前で僭越ながらお話をさせていただけて、心から感謝の一日でした。



おまけ。

出張初日の福岡の夜、ホテルの地下にあった鶏料理屋さんで頂いたお料理。



なぜか、鶏はいただくことなくでしたが・・・。



味噌漬け豆腐とスティック野菜



名物、おきゅうと(ところてんのような海藻でできたお料理)。これ、おいしかったです。



銀杏の串焼き



お酒は佐賀の東一。ぬる燗がおいしいことを愛知の自然食品などの卸販売をされている会社、黒怒の眞田社長さまに教えていただいて、最近はまっている私。通の飲み方ですぞ。私、通ぶってます。

4泊5日の旅、夜は友人たちとも久しぶりに再会できて、有意義な時間でした。
みなさん、ありがとうございました。




































九州に行ってきました。

2013年10月30日 11時46分44秒 | 庵主の日記
先週の木曜日から、九州に行ってまいりました。

月に一度、年に6、7回通っている柿本和子先生のお教室。
生き方、在り方を物理として学ぶ貴重な時間です。

和子先生の書かれたご本

「食べること、生きること マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵」

の中に、人生の有り様を日本語の音の世界に発見し、最終的に食が思想に与える決定的な影響に気がつかれたと書かれていますが、まさにその両輪を学ばせて頂いています。

遠方からの参加ということから和子先生のご配慮で、先生の講義の前に料理教室をさせていただき講師料まで頂きながら通わせていただいている有難さにいつも感謝しながら、2009年から始まった教室ですから、まる5年の歳月をお世話になっております。

そして長崎の平戸には、本当に素晴らしい自然食品店「和み」さんがあり、波動エネルギーの高い品揃えにはいつも驚かされます。
私の母と同い年!とは思えないほどアクティブに仕事に取り組まれ、儲けよりも人々の安寧秩序を願う数々の開発に余念のない堀江耀子社長の深い洞察力とあたたかい愛情に支えていただき、平戸への学び路を続けさせていただいております。

今回は、柿門の徒で学びメイトのおひとりである方とそのパートナーの記念日で、お寿司が食べたいというリクエストを頂きましたので、今期は薬膳のクラスを担当させていただいており、薬膳寿司を作ることにいたしました。材料はいつも「和み」のスタッフさんがご用意くださるのですが、手に入りにくいようなものもお願いしますので、まさに馳走していただいて、その材料でおいしいお料理、ご馳走が生まれるような気がしております。

季節の食材を用いて、晩秋から初冬にかけての薬膳のテイストをお寿司にいたしました。




飾り寿司と葛きりと干しシイタケ、人参のスープ、林檎と栗の葛煮を作りました。



飾りずしは、笹の葉寿司、柚子釜寿司、蓮根の握り、蒸し寿司、押し寿司、巻き寿司、そして、散らし寿司と、盛りつけて楽しいものにいたしました。
寿司飯の甘みは紅玉の林檎をすりおろして、柚子酢と梅酢を合わせたお砂糖など使わなくてもとってもおいしい寿司酢で玄米ご飯の寿司飯としました。
蓮根の甘酢も、梨のすりおろしと米酢で、優しい甘酢の酢蓮根にしました。





今回、いつもより一日早く平戸入りいたしましたので、なんと和子先生の手料理を頂くことが出来ました。





平戸はおくんちの初日ということでお赤飯と生湯葉の刺身、そして生湯葉と蕪とかぼちゃと青菜をおいしい煮物にしていただきました。
あ~、なんという幸せ♪
心も身体も温まるおいしい夕ご飯でした。
和子先生、ご馳走様でした。

こんなあたたかい環境のなか、学ばせて頂いていることに
ありがたいなぁと感謝の気持ちでいっぱいになりました。