「サンデー・ジャポン」を見たが、元少年Aのホームページ(?)。あれは・・・・・・。
太陽と月。錬金術のシンボル。昼と夜。意識と無意識。男性的なものと女性的なもの。「2つの対立物を統合して、より高次の物に至る」(ユング「心理学と錬金術」)。
おそらくナメクジ人間も、これと同じ。つまり、「攻撃する側とされる側(加害者と被害者)の統合」。(あるいは、ナメクジは女性器の象徴か。無意識の中の女性的な部分が投影されたもの? それと結合したがっている?)
サソリ人間は、確か「ギルガメッシュ叙事詩」に出てくる。昔は、人間よりも野生動物の方が神に近いと考えられていた(トーテム動物)。エンキドゥも、最初は山の動物たちと遊びまわっていた。
これらのシンボルは、確かに「古臭い」。だが、古典的なだけに強力だともいえる。
以上は、ただ表現されたものを解釈しただけ。ウラに何があるのかは、わからない。
「表現というものがあるのなら、表没や裏現もあるだろう」(寺山修司が引用した、ある詩人の言葉)。