を読み終える。興味深いのは・・・・・・。
ギリシアに帰る途中、アルゴ船がクレタに寄港しようとすると、青銅人タロスが現れて邪魔をする。そこで、メデイアが魔法を使うのだが・・・・・・。
「 メデイアは緋紫の衣のひだを頬の両側にかかげて艫の甲板にのぼった 」。
遠回しな表現だが、つまりメデイアは自分の女性器を露わにして、タロスに相対したことになる。これは、プルタルコスの 「 烈女伝 」 に出てくるペルシアの女たちやリュキアの女たちのエピソードを連想させる。どちらも、非常時に女性器が大活躍するお話にゃ。
やはり、女性器には魔力があるのにゃ。