旅をしている間に、「グレンラガン」の再放送が終わってしまった。
主人公は、結ばれないことが最初から分かっているニアを追い続け、セックスレスのまま死に別れてしまう。「穴掘り」なのに。ドリルは明らかに男性的なモノの象徴なのに。威勢のいいせりふと裏腹に、それからは世捨て人として生きたのは、アンチスパイラル的としか言いようがない。
戦闘のエリートであるグレン団以外の、終始戦力外扱いされて不平を言うだけの、100万人近い一般大衆は、どうなるのか。アンチスパイラルの言った通り、宇宙の脅威になるのかもしれない。その時、主人公が第2のアンチスパイラルとして、立ち上がるのではないだろうか。劇場版がどうなるか、楽しみだ。
ここまで書いてきて、どうしても主人公の名前が思い出せない。これも、アンチスパイラル化の兆候なのだろうか?