子供の頃は嫌いではなかったにしてもそんなに好きでなかった豆腐。
それが学生時代に京都の湯豆腐で目覚め祇園豆腐・嵯峨豆腐・大原野豆腐など食べ漁り
三十路には揚げ出し豆腐、四十路には麻婆豆腐を食べ比べ、現在はおぼろ豆腐にゾッコン。
ボチボチ奈良県内の豆腐屋さんを周ってみようと思っているのだけれどなかなか思うに任せない。
春だったか初夏の頃だったか広陵町のお豆腐屋さんを見つけて、暫くはそこの豆腐を食べて
いましたので、ちょっと他も試してみたいと思っていた矢先、Facebookでお隣の橿原市の
お店を知りました。
『創業大正二年』と謳われていたので老舗に憧れて行ってみました。
ビルの1階に新しい雰囲気のお店で聞いてみると元々はまたそのお隣の桜井市に工場があって
ずっとそちらで営業なさっていたのを販売だけをココに持って来たそうでした。
右が出来立てのおぼろ豆腐で右はそれをザルに入れて丸1日水気を垂らしたものだそうです。
どちらもナカナカのお味で美味しかったです。
欲を言うと広陵町のお豆腐の方が味が濃い感じがしました。
工場の商品は主に料亭や割烹に納められているということで、庶民の財布では行けないお店の
豆腐の部分だけ共有させてもらった気分で、お上品な味も納得でした。
と多彩なアイテム数で他の物も頂いてみたいと思っています。
おからで作ったドーナッツもプレーンとシナモンがあって2つずつのパックがあったので
おぼろ・ざる(各300円)のお豆腐と一緒に買ってきました。