お寺の仏像や美術品がほとんどで撮影禁止になっているという話を昨日しました。
昨日の建仁寺さんは仏像でなくても拝観路の全てが撮影可能になっていますし、奈良でも
東大寺・大仏殿はOKです。
撮影禁止になっている多くの理由のうちのいくつかは
・撮影者によって他の拝観者の妨げになる。
・文化財を撮影しようとして無理な姿勢・体勢でコケたりして傷つけた人が居た。
・三脚や一脚などを使って床や畳を痛められる。
など、撮影者側のマナーの問題が多いです。
フラッシュやストロボの急激な発光により美術品を痛めるとされる説もありますが、写真を
撮らないで純粋に観ている方々にそんな光が迷惑千万と言うのが正しいと思います。
昨日の双龍の絵もコンデジでストロボを発光させて撮る無神経者も多かったです。
基本的にストロボを発光させる場合、コンデジでは絞りをある程度絞るように設定されて
います。 近接撮影した時にCCDを痛めないようにする目的があります。
コンデジでのストロボ撮影は3~5mの距離の被写体が適切で、人が立っている姿を
全身ギリギリに撮るのが精いっぱいです。
5m以上離れた場合はストロボを焚かずに撮る方がまだ綺麗に撮れるようになっています。
言葉は悪いけれど遠距離をストロボ付きで撮るヤツはバカだと密かに嘲笑しています。
あ、根性が悪いのがバレてしまいましたね。
昨日の記事のコメントに、すーサンの「お庭を見ながらごろりと寝転びたい誘惑に」というのを
頂きました。
ここ建仁寺の方丈はとても広くてシンプルなお庭が広がってとてもゆったりとした気分に
させていただけます。
お部屋の中が雄大なうえに襖絵なども見事です。
さてさて、そこから望むお庭は
実際に寝っ転がる方はどなたもいらっしゃいませんが、ペタンと座り込んで瞑想に耽っている
方々は多数いらっしゃいます。