通称を柴又帝釈天と呼ばれる渥美清さんの映画「男はつらいよ」で有名になったお寺の
本名は 帝釈天経栄山題経寺。
軍神・武勇神であり仏の教えを聞いて、柔和にして慈悲に富み、真実を語り、正法に従う正しい神さまなのだそうです。
彫刻を大切にされているお寺であらゆるところに額が展示されてあります。
帝釈堂と本堂を結ぶ(写真;右端)廊下にも
細かい彫刻が施されていますし広縁にも多数の額が展示されていて、頂経の間には
「日本一の大きさ」を誇る大南天の床柱があります。
また帝釈堂の裏手・喜見城の周りにはギャラリーがあって大きな物が展示されていて
広縁の下にも鳥獣や花を象った彫刻が多数ありました。
大客殿の前に広がるのは庭園の滝の風情が幽邃でもの静かであることによる、邃渓園。
関東の高名な造園師、永井楽山翁によって完成されたものです。