くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

祇園花見小路

2014年09月18日 23時34分39秒 | ソウダKyotoへ

3日間にわたって建仁寺を取り上げて、さんざん周辺の喧騒とは別世界のように述べて来て
祇園や八坂、東山四条から清水五条辺りが如何にも煩かったりごった返しているような
悪いイメージを付けてしまったような気がして、そのあたり一帯の方々にはご迷惑をかけた
のではないかと懸念しております。

基本的に京都は何処も好きです。
なのでお詫びにちょっと紹介させてもらっておきます。
この建仁寺の裏門、安井北門通から北へ三条通までの南北約1Kmの通りは
花見小路と言われています。
上京区の上七軒とここ祇園が京の花街。
建仁寺の北門を出て駐車場を抜けると、舞妓さんや芸者さんが都踊り
舞う祇園新地甲部歌舞練場が聳え、花見小路が始まります。

 

春夏冬の学校の長期休暇の頃と観光シーズンの土日祝以外は修学旅行や国内外のツアー
バスから観光客が吐き出されない限りは、そんなに大げさに言うほど混雑していないです。

花見小路は四条通から南は小路と言っても車も通る(南行き一方通行)路です。
京都市内は〇〇小路という通りがいくつもあって軽自動車がやっとの幅の
通りも沢山あります。
ふつう『小路』という発音だけだと「工事」と同じイントネーションで話され
ますが、京都市民は「お」を1音高くアクセントを置いて話します。
ところが〇〇小路と〇〇が付くと普通に戻るから不思議な方言です。


さてさてこの花見小路は数々のお店があって空いている時のお散歩ならとても楽しい空間
です。

            

                

京都という景観を大切にしながらですので河原町や烏丸の様に商業ビルで都会化して
居ないところがこの建仁寺や八坂神社、高台寺から清水へとつながる情緒があります。

ところどころに舞妓ハンや芸妓はんの所属する茶屋があって名札がかかっています。

          

何処の茶屋も玄関の引違戸の上に 『笑門』と書かれた札を付けた〆飾りが年中あります。
その中の割烹の一軒にお邪魔してランチを頂きました。

                

          

だいたい京料理は高いイメージがあってこの辺りだと平均2,800円程度ですね。
はい、私は2,000円ので精一杯でした。

四条通から北側にはお土産ショップなども多数あって観光客に人気です。

自分のお土産に絶品和スイーツとくずきりの和菓子屋「鍵善良房」さんに寄りました。

   

今回のソウダKyotoへシリーズは今日で終わります。

明日から3日は奈良は元より近畿を離れます。  ごきげんよう、さようなら。