三連休が終わりました。
もっとも自営業の自分には関わりのないことですが、観光を含めて行楽に出かけられた方々には
良いお天気で思い出深い日々になったのではないでしょうか。
2014年は、日本に禅宗(臨済宗)を広め、京都最古の禅寺「建仁寺」を開創した栄西禅師
(1141~1215)の800年遠忌にあたります。
そのまえに・・・
この3連休にはとても京都市内、特に東山エリアや嵯峨野エリアには踏み込むなんてできません。
近畿地方の住民は休日を利用して他府県から来られる方々に配慮して遠慮するものなんです。
ですからこの日記は、この3連休の前に訪れた話です。
建仁寺を訪れる観光客のほとんどは四条通から花見小路を下って裏門から入って行きます。
お寺の大半は南、もしくは東を正門としていましてコチラのお寺も南側の八坂通り側が
正面になっていて境内見取図の南側から三門を通って行くのが正式です。
というのも撮影OKの珍しいお寺なのです。
拝観者は方丈からの渡り廊下を通ってスリッパに履き替えて進みます。
東側からお堂に入った皆さんはすぐにウワァー!と感嘆の声を上げるのですが、それは実際に
行って観て経験していただきたいと思います。
お堂の正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られて居ます。
ちょっとずつ頭を上げて行きます。
平成14年(2002年)創建800年を記念して描かれた「小泉淳作画伯」筆の双龍が圧巻。
ライトアップされて浮かび上がっているのです。
実際に観られると 大きく息を吸ってしまいます。