いよいよ三が日の締めでお天気が一気に回復して平地部での雪は消えました。
風は強いものの顔に当たる痛さは減り少し穏やかになった気がしました。
さて昨日に引き続き、元日に初詣に行った住吉大社の末社について
少々。
神社には摂社と末社という別の社(やしろ)が在ることがあります。
摂社とはその神社とゆかりの深い神社で、末社とは何らかの繋がりがあったり尊んで招いたりした神社のことを言います。
今日はその二十五社ある内の二つをご紹介。種 貸 社(たねかししゃ)
昔は、稲種を授かって豊作を祈るという信仰があり、神から授かった
「お種銭」を資本に加えて商売すれば増殖繁栄すると、大阪商人に
親しまれ、多くの参拝客が訪れるようになりました。
また、稲には繁殖させる穀霊が宿っているといわれており、子授けの
神として信仰を集めています。
最近ではDINKSとか結婚しない男女とかイロイロありますけどねぇ。
ここではすみよっさんの初詣の時はお神酒が振る舞われます。
楠 珺 社(なんくんしゃ)
初辰まいり2番参りで、「願いの発達」を祈ります。
「はったつさん」と親しまれ、古くより商いを営む方々から厚い信仰を受けております。
毎月授かる「招福猫(しょうふくねこ)」は有名になっています。
奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げた小猫を毎月集め48体そろうと、満願成就の
証として納め、そして一回り大きな招福猫と交換してもらい、今後のご繁栄を祈願します。
お商売をされている方達はいつも順序良く並ばれてお参りされるんですよ。