こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

6月21日 6月定例会開会

2012-06-21 17:56:12 | 長野県議会
県議として2年目の6月定例会が本日開会しました。
知事の議案提案の説明に対する私の感想は以下の通り。

【新たな総合5か年計画】大綱では、「確かな暮らしが営まれる美しい信州」を創造することを基本目標とし、今後、この大綱の考え方を基礎として、来年度からの5年間で重点的に取り組むべきプロジェクトや県づくりのための基本施策、県内各地域が目指す方向とその方策などを更に検討し、計画の具体化を図るとしているが、具体的な目標等について今議会で議論ができる素材は示されているわけではない。

【行政・財政改革の推進】長野県行政経営理念をつくり、その一環として職員提案が5100件あがったというが、内容を検証しなければならない。

【東日本大震災への対応】避難差への支援は依然として福島県からの避難されてきている方だけになっていることが解決していない。夏の保養プログラムについて、放射能汚染から一時的に夏休みの間に避難させることは、継続的に取り組まなければならない課題。支援県民本部を解散してしまった今、お金の配分だけでいいのか、お金がなくなったらどうするのか、コーディネートはどこがやるのか。放射性廃棄物の最終処分方針が示されていない。企業局の電気事業の民営化計画の白紙については、支持する。国の方針が本当に脱原発依存社会を目指すのか、であるなら自然エネルギーへの転換方針と予算が具体化しなければならないが、それが見えてこないなかで、県として白紙に戻して考え直す結果となっていると私は理解している。

【森林づくり県民税】継続の方針提案はでたが、具体的にこれからの5年間の計画をつくるにあたって、これまでの5年間の総括と、新たな課題の整理などはこれからで本当に間に合うのか。

ほかにも専決処分に関わることで意見もあるが、来週から始まる一般質問に集中したい。ちなみに私は、6月26日(火)一般質問の初日の午後になりそうです。今からひしこいて準備します。

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6月21日 松塩筑教育関係7団体連絡協議会陳情

2012-06-21 10:09:12 | 教育・スポーツ

本日6月定例会が開会します。それに先だって地元の教育関係者による議長と教育長への陳情が行われました。
陳情課題は①公立高校の条件整備、定員の増、②教職員定数の引き上げ早期実現、③教育予算の増額、私立高校補助金の増額を要請しました。

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下嶋哲朗 「非業の生者たち」

2012-06-21 07:01:09 | 憲法・平和・沖縄

6月20日信濃毎日新聞

3年ほど前、12.8松本地区不戦のつどいで下嶋さんに講演をいただいた。沖縄選出の照屋寛徳衆議院議員のご紹介でした。お願いをしたときに下嶋さんから「信州の人たちにどうやったら沖縄の苦しみを伝えられるか」と相談を持ちかけられ、嘉手納爆音訴訟を闘っている方から爆撃機の発着陸のDVDを譲り受け、音源で124デシベル、聞く側で90ホーンの爆音を再現しました。この音は耳をふさいでいても内臓がゆれるもので、あらがいたくても、あらがいようのない音でした。
その下嶋哲朗さんが雑誌「世界」に1年間にわたって連載した「非業の生者たち」がこのほど岩波書店から出版されました。この「非業の生者たち」は、サイパン・沖縄・満州まで続く集団自決を生き残った人たちの証言から問い直すものです。「なぜ、集団自決が行われたのか?」、あらためて戦前の日本の歴史を見つめ、もしかしたら再び起こるかもしれない日本人の精神構造に迫るものです。ぜひご一読を。

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