リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ナンチャッテ情報(1)

2020年05月10日 22時50分41秒 | 日々のこと
テレビ放送の各局では朝、昼、晩ともいろんな情報番組が放送されています。ニュースや講義形式の番組もありますし、コメンテーターを集めてひとつの話題について話し合うという形式のものもあります。

こういった番組はやはりコンテンツが重要なので、ニュース番組であればどんなニュースソースなのか、講義形式であればどういう方が講義をしていくかとか番組自体の作り込みが重要です。

「話し合い型」の番組ではやはりその話題に対してどういうコメンテーターが話をするのかがとても重要です。例えばテレビ東京系の夜の経済関連の情報番組(ニュース的な性格もありますが)では、経済の専門家の方がコメントをしますのでとても見応えがあります。

対して朝や昼の情報番組のコメンテーターはその道の専門家もコメントしますが、多くはお笑いのタレントや役者さんやスポーツ関係の方が出ていていろいろしゃべっています。

専門家であってもテキトーな人もたまにはいるかも知れませんが、ましてやタレントさんや役者さんなど専門領域の人はきっとデタラメばかり言っているに違いありません。例えば最近よく話題になる「学校のオンライン授業」に関する議論などは、学校教育やICTに精通した人の議論を聞きたいところですが、そういった議論にタレントさんなんかが入りテキトーなことを上手にしゃべっています。

こういうような番組はたわいない井戸端会議だと思って見ればいいのでしょうけど、場合によっては世の中を攪乱したりあおったりするような弊害もあります。