リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

デスクトップ刷新

2020年05月25日 21時00分14秒 | 日々のこと
オンライン・レッスンやら録音やらで必要に迫られ、デスクトップを刷新しました。デスクトップと言ってもコンピュータのことではなく、文字通りのデスクトップです。



正面にあるのが、USB接続のコンデンサーマイク、AKG Lyra です。ちょっと見えにくいですがモニターの上方にあるアームのさきにカメラを取り付けます。カメラと言ってもiPhoneです。iVCamというアプリ(最初は無料ですが、結局は有料にならざるをえないという、よくあるパターン)を使うとiPhone のカメラを使ってZoomができます。

あと細かいことですが、ペン立ても刷新しました。



このオレンジ色のペン立てをもうそれこそ何十年って使っていたのですが、プラスチックも劣化してきたし色目も汚くなってきたので、最初の写真の左下にあるようなものを購入しました。

そしてこれが録音器材です。



録音マイクはAKG415B x 2、マイクスタンドもAKG製です。ミキサー(ミュージックインターフェース内蔵)がPresonusのStudio Live AR8 USBです。マイクとスタンドはもう10年以上前に買いましたが、いつもばたばたしてまとまった時間が取れなかったのであまり使っていません。今回は絶好のチャンスです。ミュージックインターフェースは2年程前に買いましたが、やっと今が出番です。マイクプリはStudio Liveのものを使っていますが、単体のマイクプリ(Behringer ULTRAGAIN PRO、ナント真空管のマイクプリです)も持ってますのでそれも使ってみようかと考えています。

これらの器材を通じてUSBでパソコンと接続、DAW(Digital Music Workstation)はStudio One です。今マイクのセッティングをいろいろ変えてみたりマイクプリをどちらにするかでいろいろなパターンで録音して音を比べています。CD第1集、第2集の音と比べたりしてますが、これらのCD録音を担当したエンジニアであるヤン・ザチェック氏が録った音は素晴らしいです。ちょっと太刀打ちできません、って比べるのも恐れ多いです。向こうは超一級のプロですから。ま、器材も違いますしね。

録音エンジニアと演奏家を兼ねるので少々時間がかかりますが、取りあえずはBWV997全曲を時間を掛けて録音してみたいと思います。これ1曲ではCD1枚分としては足りませんが、シングルCDみたいな感じで997だけで1枚にしてもいいかも。