リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

蛍の光

2021年01月15日 14時17分01秒 | ウソゆうたらアカンやろ!他【毒入注意反論無用】
まだまだ続きそうな新型コロナ禍。といいますか、よく考えてみると悪化しそうなファクターは一杯あるのに終息に向かうファクターはひとつもありません。まぁアビガンは効くらしいですけど、まだ治療薬として承認されていませんし、ワクチンもまだまだです。

ウチに引きこもっているのが最善でしょうが、運動不足にならないよう一応ジムには行っています。大体閉店40分くらい前に入ることにしています。もうこの時間帯だとほとんど貸し切り状態です。プールはときに各レーン一杯になるときもありますが、マシンは多くても2,3人、私ひとりのときも結構あります。運動が終わったらシャワーして着替えますが、ちょうどこの頃に、「もう終わりですよー」という音楽=蛍の光が流れてきます。日本の定番ですね。(笑)これを聴きながら服を着て荷物をまとめるのですが、そのアレンジが気になって仕方がありません。一部ですがちょっと聴いてみてください。

ジムで流れている蛍の光

ベルトの金属音やごそごそいう音が入っていますがそこはご容赦を。

このアレンジと同じものはよそでも聴いたことがあるので、結構ポピュラーなアレンジのようですが、途中からでてくるピアノのオブリガートが和音と合っていません。

合っていないところは、38秒~40秒と53秒~56秒あたりです。初めはF durで進行しますが、途中からB durに転調して(34秒あたり)、そのすぐあとです。

歌詞でいうと、ホタールノー、ヒカーーリー、・・・・フミーーヨムーツキーーヒー・・の「カーーリー」と「キーーヒー」にあたる部分、ハ長調でいうと両方とも「レードレー」です。ここにCまたはC6の和音になるピアノのオブリガート入っています。もちろんハイテンションノートとしてとらえることは可能ですが、ここだけそういう風にとらえるわけには行きません。

この部分が聞こえてくるると「その音ちゃうやろ!」なんて一人で突っ込みをついつい入れてしまいます。声には出しませんが。