ドイツの大都市ライプチヒから南西に50kmほどのところにある小都市ナウムブルクに、バッハゆかりのとても立派なオルガンがあります。今から20年程前に出版された「バッハへの旅」(東京書籍、加藤浩子、若月伸一著)という本に紹介されていました。
この本が出版された当時はまだ再建途中で、同書の掲載写真からは修理中の様子が伺われます。昨日のエントリーで紹介しました、NHKの「らららクラシック」の後半ではドイツのオルガンを鈴木雅明さんが訪ねて演奏していました。そのうちの一つがナウムブルクの聖ヴェンツェル教会のオルガンでした。
オルガンの修理は2004年に終了し、8月に終了記念の演奏会が同教会で行われました。演奏は鈴木雅明さんです。教会には必ず専属のオルガニストがいるのですが、その人ではなく雅明さんが演奏するのはすごいことだなと思い、のこのことバーゼルからナウムブルクまで聴きに出かけました。
ナウムブルクの中央駅から地図をたよりに歩いて教会に向かいました。
駅前にある地図の看板です。これをデジカメで見ながら道を歩きました。
通りの表示をたよりなんとか教会にたどり着くことができましたが、途中の街並みは経済復興はまだこれからという感じがしました。古い時代のトラム(たぶん戦前でしょうか)の線路が道にはありましたが、もうトラムは走っておらず線路の隙間は砂でうまっていました。昔は綺麗だったと思わせる建物や街並みはありましたが、すでにそうとう老朽化しているのに修理はされず荒れ果てた感じがしました。さすがに教会の前の広場は綺麗な建物が並んでいましたが、一歩中心部を外れるとまだかつての戦争、東西冷戦時代の尾を引いている印象を強く受けました。これは14年前の話しですが、今は昔の街並みが戻りトラムも走っているのでしょうか。
聖ヴェンツェル教会
見事に修復されたオルガン
演奏会には沢山の方が詰めかけていて、歴史的オルガンによるバッハの演奏をたっぷり楽しむことができました。
この本が出版された当時はまだ再建途中で、同書の掲載写真からは修理中の様子が伺われます。昨日のエントリーで紹介しました、NHKの「らららクラシック」の後半ではドイツのオルガンを鈴木雅明さんが訪ねて演奏していました。そのうちの一つがナウムブルクの聖ヴェンツェル教会のオルガンでした。
オルガンの修理は2004年に終了し、8月に終了記念の演奏会が同教会で行われました。演奏は鈴木雅明さんです。教会には必ず専属のオルガニストがいるのですが、その人ではなく雅明さんが演奏するのはすごいことだなと思い、のこのことバーゼルからナウムブルクまで聴きに出かけました。
ナウムブルクの中央駅から地図をたよりに歩いて教会に向かいました。
駅前にある地図の看板です。これをデジカメで見ながら道を歩きました。
通りの表示をたよりなんとか教会にたどり着くことができましたが、途中の街並みは経済復興はまだこれからという感じがしました。古い時代のトラム(たぶん戦前でしょうか)の線路が道にはありましたが、もうトラムは走っておらず線路の隙間は砂でうまっていました。昔は綺麗だったと思わせる建物や街並みはありましたが、すでにそうとう老朽化しているのに修理はされず荒れ果てた感じがしました。さすがに教会の前の広場は綺麗な建物が並んでいましたが、一歩中心部を外れるとまだかつての戦争、東西冷戦時代の尾を引いている印象を強く受けました。これは14年前の話しですが、今は昔の街並みが戻りトラムも走っているのでしょうか。
聖ヴェンツェル教会
見事に修復されたオルガン
演奏会には沢山の方が詰めかけていて、歴史的オルガンによるバッハの演奏をたっぷり楽しむことができました。