先日テレビのお笑い番組を見ていましたら、「トッパライ」ということばを使っている芸人がいました。これは業界用語でギャラを終演後すぐ現金で頂けることを言いますが、番組の字幕が「取っ払い」となっていました。
この漢字だとなんか取り払ってしまってギャラがもらえない感じもしてしまいますが、多分漢字は「特っ払い」でしょう。特別支払いの公演料ということでしょう。ギャラは公演の翌月末に振込みというのが一般的なようですので、即現金だと特別な支払い方法ということになります。ウチの近所に長島温泉というところがありますが、今でも歌謡ショーが毎日開催されています(現在はコロナ禍のためお休みです)長島温泉が出来たのが今から60年近く前で、当時の有名歌手のショーで人気を得ました。片田舎のできたばかりの温泉に有名歌手が来たのもギャラの支払いがトッパライだったからだと言われています。
トッパライは一般の人にはわかりにくいし、普通に使われることはないでしょうけど、いくつかの芸能関係の業界用語とか隠語で一般的に使われるようになったことばもあります。例えば「マジ」なんか今でも結構普通に使われているような感じがしますし、ひっくり返していう言い方(ワイハー、ギロッポン、ヒーコー、クリソツなど)をする人もときどきいます。でも今はマジでヒーコーという人はもういないようです。
ギャラの額を言う言い方にも隠語があって、音階のC,D,E,F,G,A,Hのドイツ語読みを数字の1,2,3に当てはめて、例えば3万円のギャラだと「エーマン」という風に言います。5万5千円だと「ゲーゲー」です。55万とか550万も「ゲーゲー」ですが、そのくらいもらう人はギャラの額をいちいち口に出すことはしません。口に出す人は55000円か5500円の人です。
この言い方は人前でギャラの金額がわからないように話すときに便利ですが、もうあまり使われていないようです。少し前に若い人に、この言い方を使ったら「よくわからない」と言われました。若い人でも知っていると思っていたので、クリビツです。
昔はギャラが3万円だと言われたら、実際には33333円のギャラで税を引いていただけるのが30000円ということが多かったですが、最近は税込みが多く、頂けるのは3000円の税を引いて、さらに復興税が引かれて実際に頂けるのは26937円になります。これだと隠語を使っていうのは言いにくいし、そもそも目減りしすぎて言うのもアホらしくなります。
この漢字だとなんか取り払ってしまってギャラがもらえない感じもしてしまいますが、多分漢字は「特っ払い」でしょう。特別支払いの公演料ということでしょう。ギャラは公演の翌月末に振込みというのが一般的なようですので、即現金だと特別な支払い方法ということになります。ウチの近所に長島温泉というところがありますが、今でも歌謡ショーが毎日開催されています(現在はコロナ禍のためお休みです)長島温泉が出来たのが今から60年近く前で、当時の有名歌手のショーで人気を得ました。片田舎のできたばかりの温泉に有名歌手が来たのもギャラの支払いがトッパライだったからだと言われています。
トッパライは一般の人にはわかりにくいし、普通に使われることはないでしょうけど、いくつかの芸能関係の業界用語とか隠語で一般的に使われるようになったことばもあります。例えば「マジ」なんか今でも結構普通に使われているような感じがしますし、ひっくり返していう言い方(ワイハー、ギロッポン、ヒーコー、クリソツなど)をする人もときどきいます。でも今はマジでヒーコーという人はもういないようです。
ギャラの額を言う言い方にも隠語があって、音階のC,D,E,F,G,A,Hのドイツ語読みを数字の1,2,3に当てはめて、例えば3万円のギャラだと「エーマン」という風に言います。5万5千円だと「ゲーゲー」です。55万とか550万も「ゲーゲー」ですが、そのくらいもらう人はギャラの額をいちいち口に出すことはしません。口に出す人は55000円か5500円の人です。
この言い方は人前でギャラの金額がわからないように話すときに便利ですが、もうあまり使われていないようです。少し前に若い人に、この言い方を使ったら「よくわからない」と言われました。若い人でも知っていると思っていたので、クリビツです。
昔はギャラが3万円だと言われたら、実際には33333円のギャラで税を引いていただけるのが30000円ということが多かったですが、最近は税込みが多く、頂けるのは3000円の税を引いて、さらに復興税が引かれて実際に頂けるのは26937円になります。これだと隠語を使っていうのは言いにくいし、そもそも目減りしすぎて言うのもアホらしくなります。