リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

何かヘンだぞ!桑名市

2022年04月02日 18時23分37秒 | ローカルネタ
桑名市から各家庭に配布される広報くわなのデザインがリニューアルされました。それに伴ってかどうかは知りませんが、「あいりす」というイベント広報紙は廃止され、その分が「くわな社協だより」に掲載されることになりました。

くわな社協だより4月号3ページ目です。


右上の隅に、6行だけ、来月5月15日にソプラノの佐地多美さんとの六華苑コンサートの案内が載っています。曲目の案内はありません。なんかいかにもやる気のない広告です。

このページの2/3くらいのスペースに、以前「あいりす」に載っていた内容が「凝縮」されています。お年寄りは字が小さくて読めないでしょう。なお下1/3にはひとマス10000円の広告がわかりやすく陣取っています。

「あいりす」はもともとはA3ふたつ折りの4ページでした。それが2年前にA4両面に削減されました。A3ふたつ折りの時代はこんな感じでした。



チェンバロの杉浦さんと2018年に行ったコンサートの広告が出ています。写真入りで字も大きくわかりやすいです。

今月号の市の広報には六華苑のイベントも掲載されていました。



でも昨年までは六華苑のイベントは「あいりす」にまとめて掲載されていて、これでは情報がばらばらになってしまっています。市民ホールのイベントはどこに載っているのでしょうか。掲載媒体もばらばら、字も小さい、そもそも市民に情報をわかりやすく伝えるという視点が全くありません。

重要文化財である六華苑は、ずっとスポーツ・文化公社が運営を担ってきましたが、何年か前から社会福祉法人 桑名市社会福祉協議会に運営が変わり、本年度からは株式会社18banchiに変更されました。

市が文化行政にどのくらい力を入れているかは知りませんが、そもそも福祉協議会に文化財の活用を任せるのは筋違いな感じがします。そして本年度からは六華苑の運営は民間の会社に移りましたが、高い見識を持って運営されることを期待しています。

今日バロック音楽の旅15講座の企画書を担当部署に提出してきました。書類を見るなり応募要件申告書の署名がコピーをしたものでは、おっしゃる。多分万年筆の署名が達筆すぎたからそうおっしゃったのはないかと思いますが、それは失礼というもの。「つばつけてこすってみ。わかるで」と言ってやろうと思いましたがそこはぐっとこらえました。

広報にバロック音楽の旅の広告を掲載してもらっていますが、かつてそこにQRコード掲載希望を担当の方に確認しましたら、ダメの一点張りで理由はわかりませんでした。でも上の写真にありますように、今月号の広報にはQRコードが普通に掲載されています。その少し前にはメルアドも理由不明で掲載してくれませんでした。意味のわからないことが多い街です。

さて、ここに書きましたいくつかの事柄、私が関係していることのみでいわば点の集まりですが、つないでみますとなんか行政の緩みにつながっていくような感じが見えてきます。一事が万事といいます。他のもっと重要な事柄で何も問題がないことを祈っています。