リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ひまわり

2022年04月13日 14時51分22秒 | 音楽系
ロシアのウクライナ侵略をうけて、ウクライナ映画ひまわりが話題になっていました。この映画は見たことがありませんが、主題歌は名古屋のM百貨店北館10FのイタリアンレストランCでよく演奏していた覚えがあります。40年数年以上前の話ですが・・・

どんな楽譜(編曲)だったかちょっと見てみたくなりましたので、いくつか当時のネタ本を引っ張り出してきました。多分これじゃなかったかなと・・・



この曲集はあまりいいアレンジじゃないのもありましたが、使えるのを選んでよく使っていた記憶があります。でもさがしてみると「ひまわり」はありませんでした。確かニ短調のアレンジだったと思うのですが。次に見てみたのがこれです。



これはとてもいいアレンジでしたが、曲数があまり多くありませんでした。そもそも曲集じゃないですしね。そういやこの本の著者M. セバスチャン氏って誰だろうって当時の音楽仲間達の中で話題になったこともありました。でもここにも「ひまわり」はなし。それではもうこれしかないと思ってみたのがこれです。



大当たりです。ここにありました。



記憶通りニ短調です。あと自分で編曲した曲の楽譜もネタ本たちの中にはさまっていました。




何か古いマニュスクリプトみたいになっていますが、当時はやっていた「水色の手紙」「白いギター」「あなた」なんかをアレンジしていました。なぜか「神田川」のメロディも書いてありました。この曲はおしゃれなレストランCのイメージには合わないので普通は弾きませんでしたが、お客さんからリクエストがあったときに備えていたような記憶があります。あとジョージ・ハリソンの「While my guitar gently weeps」「Here comes the sun」も編曲していますね。

「白いギター」はイ短調からエンディングは嬰イ短調に転調していますが、こんな面倒くさいことやっていたのかなぁ。多分ギャラと比較してこの曲はコスパが悪いでしょうからあまりこのアレンジは使わなかったと思うのですが、今となってはもう覚えていません。