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続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Surface Pro3 が直る!

2022年05月04日 13時43分00秒 | 日々のこと
今年の1月の終りころだったでしょうか、愛用しているノートパソコンSurface Pro3 のキーボードとUSBのスロットが突然効かなくなりました。Surface Pro3 はタッチスクリーンをもっていますので、キーボードを接続しなくても使うことができます。Windows機としては全て機動するのですが、キーボード(純正品です)が使えなくなったしUSB接続ができなくなったのでもうこのコンピュータも寿命かなと思いました。

購入は2015年でもう7年も使っていますし、Windows11をインストールできるハードウェア要件も満たしていません。この機会にそろそろ新しいのをと機種選定も致しました。ところが幸か不幸か先立つものがありませんので新規入れ替えはもう少しあとにすることに致しました。

最近は外で仕事をすることはほとんどなくなり、ノートパソコン(モバイルパソコン)がなくてもそんなに不便は感じなくなっていたし必要なときは最近家内のために購入したHPの軽量ノートを使えばいいか、なんて思うようにもなっていました。

2,3日前にネットでMicrosoft Surface の修理専門というサイトを見つけました。Surface 専門でやっていけるんだと思いましたが、修理費用を見てみると3,4万でした。Luxmanのアンプの修理と比べると割高だなと思いましたが、修理して直るのなら頼んでみようかなと考えてましたら、そういやSurface Pro3 はここ3ケ月以上ほったらかしで、Windows10のアップデートをしていないことに気づきました。

Windowsの設定ー->Windows Updateで見てみましたら案の定沢山のアップデートファイルが並んでいました。かなり時間がかかりそうですが順番にやってみることに。待っている最中にふと思いついたことがありました。それは純正のキーボードもUSB接続、USBスロットも当然USBだから、一度デバイスマネジャーを見たらどうか、ということでした。

全てのアップデートが終わって再起動した後、ウィンドウズキー+SCP+Enterでコンパネを開き、ハードウェアとサウンドをクリックしてデバマネを開いてみました。そこの下の方、ユニバーサルシリアルバスコントローラーをクリックするとデバイスの頭に黄色いビックリマークがついていました!

これですね。さっそくのこのデバイスのプロパティを開けてドライバを削除しました。このドライバがなんらかの拍子に壊れてしまったのです。再起動してみましたら、何事もなかったかのように普通にキーボードもUSBの口も使えるようになっていました。いやぁ早まって新しいノートパソコンを買わなくてよかったです。ホントは新しいのが欲しかったですけど。

USBのドライバがなんらかの原因で壊れることがあるんですねぇ。そんなことはあるわけがないと思っていました。ほとんどすべての外部機器をUSB一本に頼っている昨今のマシンですが、USBのドライバが壊れてキーボードまで使えなくなるとWindowsの他の機能が正常でもコンピュータにアクセスできなくなるということです。幸いSurface Pro3 はタッチセンサー付きなので物理キーボードなしでもアクセスできましたが、タッチセンサーを持っていないノートやデスクトップだとアウトになるかも知れません。クラムシェル型のノートのキーボードはUSBでつながってないかも知れませんが。

私のデスクトップのキーボードはPS/2で接続していますが、マザボを選定するときキーボードをPS/2で接続すればUSBポートがひとつ空くからお得、みたいな感覚でPS/2付のマザボを選びました。USBはとても便利ですが、ひとつに頼っていると全てアウトになる危険性があります。「安全保障」の観点からするとキーボードをPS/2で接続するのは意外に重要なことなのかも知れません。