リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

一輪挿し

2022年05月28日 16時12分13秒 | 日々のこと
駐車場のアスファルトの隙間から細い草が生えていました。よくぞこんなところにと思っていたところ、ある日直径5mmにも満たない白い花を咲かせていました。歩くときに踏みつけないよう、クルマに乗る時はいつも目をやっていました。

先日たまたまガラス工芸のお店に立ち寄ることがあり、いろいろ見ていると、多面体のように見える球状の一輪挿しが目を引きました。細い金属の線が入っています。直径は5cmくらいです。

駐車場の小さい花をこれにいけたら結構いけるのではと思い、その一輪挿しを即買いです。作家さんは西本至孝さんとおっしゃる方で、有名な方のようです。

さっそく駐車場に花摘みに行きましたが、残念ながら花の多くはもう枯れていましたがまだ残っていた3つくらいをちぎって、玄関のナンテンの葉っぱと一緒に挿してみました。



花の方はすぐにしぼんでしまいましたが、それでも光があたって周りには少し不思議な空間を作り出しています。なんの変哲もない草木でも本来は輝いているものですね。