リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

プレリュード・フーガ・アレグロのヘ長調編曲(19)

2022年05月14日 22時03分19秒 | 音楽系
プレリュードのVer. 2.1 です。



何度も弾いてみたので大体最適化されていると思います。まだまだ変わる余地はあるかも知れませんが。バスはできる限り開放弦で出せるようにしてあります。

詳しくは「解題」編で書きますが、メロディをレガートに弾くかがなかなか難しいです。鍵盤楽器だと音階的な部分と和音的な部分を同じような感じ弾くのはそう難しくはありませんが、リュートの場合はそれがなかなか難しいです。どうしても和音的な部分の音が重なり過ぎて、音階的な部分との違和感が生じます。

バスの音に下線がついているところはオクターブ弦だけを弾きます。