リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅16講座第1回

2023年09月17日 22時22分21秒 | 音楽系
今日はバロック音楽の旅16講座シリーズ第1回。「バロック音楽の基礎」というタイトルのレクチャーを行いました。本年度の講座の申し込みはやや低調でしたが、間際にかけて何人かお申し込みいただき、最終的にほぼ例年並みと相成り一安心しているところです。



講座開講に先立ち、先頃お亡くなりになったヴィオラ・ダ・ガンバの坂本利文氏への追悼のお言葉を述べさせて頂きました。坂本氏は当講座のコンサートに2014年以来4度出演して頂いていた常連のお一人でした。

今年はコロナ感染症が第5類に以降したのを受けて感染症対策を昨年より少し緩めました。マスク着用は任意、検温はしない、アルコールでの手指消毒は必要に応じてなど、でしたがマスクはされている方の方が多かったようです。

レクチャーではまずバロック音楽とはどんな音楽なのかというのを歴史的側面と音楽的な側面から話を進めて行きました。続けて楽器や楽譜の話に入り最後は最近のトレンドであるHIP(Historically Inspired Performance)の話まで致しました。

最後に第2回以降の講座の案内をしました。第3回以降はコンサートですが、実際のお姿もパワポでご紹介しました。リュート誰それ、と文字だけより顔写真があった方が親しみがわいていいですよね。今年は7人の演奏家にお越し頂きますが初参加の方はなんとその内4人。若手の上羽剛史さん(スピネット)、山下瞬さん(チェロ)、ベテラン能登伊都子さん(ポジティヴ・オルガン)、古橋潤一さん(リコーダー)にお越し頂きます。あと3人は常連の髙橋弘治さん(チェロ)、杉浦道子さん(チェンバロ)、増野友香さん(ソプラノ)というラインナップです。

本講座は全講座連続受講が原則ですが、第2回からの参加もお受けしております。興味のある方は是非次回10月8日にくわなメディアライヴにお越し下さい。専用のホームページもございますので、お時間がある方は一度のぞいてみてください。

バロック音楽の旅16HP