チューナーで合わせると何が問題か:
1)そもそも「大体のところ」しか合いません。それでも適当に調弦するよりははるかにマシで、チューナーの扱いに習熟すれば実用にはなんとか耐えるレベルくらいにはなります。
2)チューナーのメーターで合わせた場合、メモリやLEDインジケーターばかり見て肝心の音程を聴く習慣がなくなってしまいます。
3)弾いているうちに例えば全体に弦の音程が下がり出し(といっても半音の100分の2~4くらいの話です)、1コースだけ他のコースより下がり方が大きかった場合、実際は1コースを他のコースに合わせれば済むのに、チューナーを使って調弦し直す場合だともう一度バロックの場合24本全てを合わせ直さなければなりません。1コースだけチューナーで合わせ直しをすると残りのコースに対して1コースはとても音程が高くなってしまい汚い和音、いびつな音階しか出なくなります。
自分の家でひとりで弾くときは、狂ってきたらチューナーで合わせ直せばいいでしょう。でも時間がとてもかかります。
人前で弾くときは、控えでどれだけ正確に合わせていてもステージでは温度や湿度が同じとは限りません。ステージに上がったらまず軽く確認をして、演奏の途中でも微調整をしていくものです。チューナーの針やインジケーターでしか合わせられない人は、途中から(あるいはスタージに立ったとたん)調弦は大狂いのまま演奏を続けざるを得ません。これだと50年位前、チューナー登場以前のアマチュアギタリストの演奏と同じレベルです。
1)そもそも「大体のところ」しか合いません。それでも適当に調弦するよりははるかにマシで、チューナーの扱いに習熟すれば実用にはなんとか耐えるレベルくらいにはなります。
2)チューナーのメーターで合わせた場合、メモリやLEDインジケーターばかり見て肝心の音程を聴く習慣がなくなってしまいます。
3)弾いているうちに例えば全体に弦の音程が下がり出し(といっても半音の100分の2~4くらいの話です)、1コースだけ他のコースより下がり方が大きかった場合、実際は1コースを他のコースに合わせれば済むのに、チューナーを使って調弦し直す場合だともう一度バロックの場合24本全てを合わせ直さなければなりません。1コースだけチューナーで合わせ直しをすると残りのコースに対して1コースはとても音程が高くなってしまい汚い和音、いびつな音階しか出なくなります。
自分の家でひとりで弾くときは、狂ってきたらチューナーで合わせ直せばいいでしょう。でも時間がとてもかかります。
人前で弾くときは、控えでどれだけ正確に合わせていてもステージでは温度や湿度が同じとは限りません。ステージに上がったらまず軽く確認をして、演奏の途中でも微調整をしていくものです。チューナーの針やインジケーターでしか合わせられない人は、途中から(あるいはスタージに立ったとたん)調弦は大狂いのまま演奏を続けざるを得ません。これだと50年位前、チューナー登場以前のアマチュアギタリストの演奏と同じレベルです。