秋の抒情詩

2008年11月19日 | 日々のこと
穏やかな天気を確かめて、ポスティングに歩く。強い霜がまだだから、秋の花も美しい。名も知らぬ洋花が増えた。寒さにも強そう。今年は柿が豊作だが、収穫されぬままに柿色が花のように晩秋の青空に映える。
 あちこちのお宅で柿のれんが見られる。その干し方が多様で、ついついチェックしてしまう。洗濯バサミが付いた四角いもの干しに干してあるお宅は悪天候対応のようだ。太いビニール紐を使っている方のは、これは苦労なされただろうと、自分の経験から察してしまう。
 おだやかな秋の日を浴びていっそうおいしくなるだろうな。

 午後から気温が下がり始め、風が強くなる。赤い葉を残していた桜も丸裸になった。アカシヤと唐松の葉が空一面に舞う・・・・見事な眺めだ。
長野牧場に面した駒場団地のお庭は・・・焚き火しておいもが焼けるくらいだ。
おじいちゃんやおばあちゃんがせっせと掃き寄せている。吹き溜まりには赤いもみじに黄色のいちょうに桜の赤も加わり、この季節の風情がただよう。

 天を見上げつつ、まだすべての葉が落ちるには、幾度かの寒い朝を迎えねばなるまい。今夜は浅間山に2度目の雪が降るだろう。
                   依田 美恵子
  

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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