インド旅行記・・・・・その6

2008年11月13日 | 
色とりどりのサリー姿に目を奪われる。きれいな色が多い。下にぴったりとしたТシャツ風の色合わせも、着こなしのうちかもしれない。シャツにパンツにショールを巻く人も多いので、ガイド氏に2通りあるのですかと尋ねた。あれはサリーとは言いませんと、そっけない。それはどうも北西部の民族衣装のようだ。

 サリーは結婚した人が着るものだそうだが、最近は着るのが難しいので着ない人が増えているという。5~6mの1枚の布を襞を作って巻きつけるという単純なもののようだが、それだからこそそこには熟練が必要なのだろう。

 みやげ物屋で2時間でサリーを仕立ててくれるという。そこでサリーの布を選んでいた日本人が同宿だった。夕食前のラジャスタン民族舞踊ショーに飛び入りで参加したのが、その仕立て上がったサリーを身にまとった若い女性2人だったが、どうしても借り着という印象がぬぐえなかった。・・・・やはり着こなしが難しい物なのだと納得。

 サリーの背中の部分は肌が見える。堂々とした婦人のたっぷりしたお肉を見ると、私が着てもああなのね、とついつい目がいってしまうのだ。もっともこの国ご婦人の太っているのは、夫の甲斐性だそうだ。・・・・生まれる場所を間違えたか。

 11月は日中は30度だが、湿度がないから日陰は過ごしやすい。雲ひとつない青空だが、朝は靄におおわれている。これってスモッグかと思ったが、ガイド氏は靄という。朝方は涼しい、ホテルも毛布を追加するようだ。明け方は寒くてと空調の数字をあげても暖房にはならなかったという。もっともだろうな。

 こんな快適な季節のせいなのかしら、帽子をかぶっている人にお目にかからなかった。だから日焼けして黒いのかしらと想像してしまったけど。

 乾期のこの時期、埃っぽいの一言だ。喉が弱い人はマスクが必需品のようだ。
樹木を含めすべてのものが埃をかぶっている。走っている緑と黄色のオートリキシヤもバスも・・・・洗いたい!!・・・と思わせる。たまにしか洗車しない私が思うのだから、それはそれはである。
 そのオートリキシャは日本の人力車が語源だそうだが、オート三輪車で定員は2人という雰囲気だが、大概あふれるほど人が乗っている。5人はザラ・・・どうして乗れるの・・・後ろにはみ出ているよ。もっともバスでさえ取っ手につかまって乗っているものね。思い出しましたよ、昔の日本、やっぱりこんなだったもの。
                  
                              依田 美恵子
  

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