山谷農場に割り箸と梅干しを送ってください。

2012年02月17日 | 日々のこと
帰宅して一番にするのは、郵便物の確認。昨日はど~んと厚みのある封筒が混じっていた。

 山谷農場主宰の藤田寛さんからだった。私が大晦日の記事を見逃していたとブログに書いたから、その新聞記事も送ってくれた。

 その記事には、震災後は東北に支援米だったり、放射能汚染を恐れて古米の需要が増えたりで、米集めが大変だった年だったと。

 この記事がきっかけになってお米が集ったらしい。

 藤田さんは10年もの間、生活に困った野宿者のための炊き出しを続けている。
毎週末、小海の山谷農場に来て寄付されたお米を精米し、東京の山谷や新宿で炊き出しをしている。

 10年間も続いているのは「信心半分、意地半分」と記事の中にあったが、世間のどんなきれい事の話よりも、この人の実行の前ではなんの価値もあるまい。

 同封されていた「ひびき」という山谷農場通信を読むと、私たちが日常無意識に耳に入れたくない、見たくないと心をとざしている部分が見えてくる。

 こんな現実があることを信じたくない・・・・そんなふうにみんな目を背けて暮しているのだと思う。まるで人事のように・・・・現実逃避している。

 2008年の暮の「年越し派遣村」はマスコミで大きく取り上げられた。しかしその後改善されたのだろうか。

 リーマンショツクから長い停滞の時期を経て、あの震災は、また多くの人の働く場をうばった。そしてタイの水害、そしてそれに追い討ちをかける円高は、国内の働く場をますます縮小させていく。

 どんなに見たくないと思ったとしても、もう目を覆い続けている事はできない。

 同封された中に先日送った僅かの切手に対するお礼状であった。お礼なんて言われるなんて恥ずかしい。

 でも小さな行いでも行動に起こさないと始まらない。小さな力も集れば大きくなる。皆さんもご協力してください。

 山谷農場通信に今足りないものを「お寄せください!」とあった。

 ●未使用の割り箸
 ●梅干・・・・カリカリ梅不可・・・・おにぎり用です。
 ●未使用切手
 以上は送ってください。
  
 もちろんお米も野菜も必要だと思います。こちらをご協力いただける方は藤田さんまでお電話してください。

 山谷農場
 384-1302
長野県南佐久郡南牧村大字海の口966-15番地
  南牧村社会福祉協議会気付 山谷農場
 藤田さんの携帯090-1436-6334 午前中のみ

 よろしくお願いいたします。

                   依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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