記録は1冊のノートで。

2012年02月22日 | 日々のこと
気負って始めた日記も家計簿も挫折するのは今頃でしょうか。何十年と書いている日記を休み勝ちになったのは、あの震災頃から。辛いことがあると書けないのです。

 過去でもそうなんです。本当はこの歴史にも残る出来事をしっかり記録に残しておかねばならないのに。辛いことはなかったことにして欲しいという潜在意識が働くらしい。情けない事ですが・・・・。

 仕事場でもそうですが、1冊のノートを共有して日々の仕事をこなしています。そのノートを見れば、だれでも仕事の流れがわかるようにです。

 そのほか各自で思い思いのマイノートを使っています。これはもう覚書です。

 この頃毎日日記を付ける気力がないので、プライベートも1冊のノートを用意しています。何でも書きます。記憶より記録ですね。

 日記ですと出しっぱなしはできませんが、このノートでしたらどこにでも置けますので、すぐに書けます。

 友人のお母様は一人暮らしです。もう90歳に手が届かんとするお歳ですが、しっかりとノートに書いておりました。
 頂き物があれば、お名前とそのお返しも。冠婚葬祭のお付き合いも。
「これが家を守るということです」と、遠く離れて住むご子息がのちのち困らないようにと。

 そのノートとは別の「短歌」のノートも見せてもらいました。
「誰とも話さない日もあるから・・・・」それを短歌を作ることで埋めておいででした。

 家の前を通る時、時々のぞいてお声をかけます。寄らないまでもカーテンが開いているか程度は目の隅でとらえます。

 私もそろそろ元気になって、「今」を記録していかねばなりませんね。啓蟄も近いですもの、私もそろそろ・・・・カエルでも見習って冬眠から目覚めなければ。

                          依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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