2ケ月振りにお客様訪問で近隣の街を走ります。
たった2ケ月なのに、変わっていっているのです。
佐久平駅は新幹線の駅で開発に成功した代表例にだされますが、駅ができてはや4半世紀かしら。
そこにさらに新しい開発が完成しました。
マンションは完成前に完売という人気ぶり。
医療とくれば、大学病院並の病院もあり、石を投げれば医院にあたるほど個人病院が多い。
交通のアクセスもいい。
住むにはとてもいいところなのね。
それにしても変わっているわ。
どんどんと家が建っている。
昨日もポスティングしていたら、畑を売りたいのだけどとご相談されたわ。
お金のために売るのではなく、維持管理ができないから。
わかるわ。
私は知らない方だと思っていたら、お話された方はうちの会社を十分承知の上でのお話。
土地の形もいいが分譲した場合の大きさもあるから・・・・・・ただねえ、場所なのね。
今が旬の土地なら、引く手あまたかもしれない。
安くすれば、いえ安くしなければすれば売れないかもしれない。
困るのね、造成費を引いたら地主さんの分が少なくなってしまうでしょう。
出来の悪い不動産屋の私は、ついついそこを考えて躊躇しちゃうのね。
土地が商品だったバブル時代と違って、いまや田畑を手放したときのお金は、地主さんの思っていた金額とほど遠いと思うのね。
跡取りは都会生活に馴染み、田舎の手ばかりかかる財産はいらないという人が多いのね。
これが高度成長時代以降の我が国の「結果」だもの。
夕方会社に戻ったら、弁護士事務所から分厚い封書が届いていました。
某方の相続財産清算人ということで、某方が持っていた土地に隣接する、当社ともう2社が3分の1ずつの持ち分で所有する土地の方に、この某方の土地を買ってはくれないかという依頼分でした。
相続人がいないから、買ってくれる人がいなければ国庫のものになるようです。
価格は固定資産評価額と同額であれば、裁判所が許可する見込みだとか。
その依頼文の文面より、何より「うちの会社にそんな土地があったの」という疑問。
もっとも私が帰る前にみゆきさんが見て、?????。
一番会社で古いの私だからね。
共有地だから、固定資産税の課税は他社に行っているにしても、私だって知らないわよ。
一晩考えるのもなんだわと、弁護士事務所に電話。
ハイ、わかりました。
同じような会社と間違えられていました。
他の2社のみなさんも、共有者の名前を見てびっくりしたでしょうね。
それにしても、たぶんバプル時代に商品として購入した土地なのでしょうけれど、あの頃は土地ならばなんでもよかったのでしょうかね、私が見てどうやっても商品にはならない土地に見えるのですが。
1社でなく3社の共有だから、イケイケドンドンだったのかしら。
3社の社長さんたち、この土地を買うときどんな判断をしたのでしょう。
会社は社長の目が行き届く範囲っていうのもありだわね。
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