福島原発の低濃度汚染水の海洋投棄が始まった。それとは別に漏れ出ている高濃度汚染水は止まった。これを止めたのは聞きなれぬ「水ガラス」という物質だ。この物質を作っているのは、中学高校の同級生I君が社長をしている会社である。
I君が申し出たのか、誰かが気がついてI君の会社に申し入れたのかは知らないが、とにかくI君のところにはTBSとフジテレビが取材にきたそうだ。
今回の低濃度汚染水の海洋投棄に関する某大学教授のK君の見解(要約)。
(1)今の量で汚染水を流すと、30年間流し続けたとして、プールにスポイト一滴くらいの量。(日本人がこう言っても、言い訳にしか聞こえないが、アメリカの学者も同じことを言ってくれている)。
(2)ただし、拡散するのに時間がかかるから、(1)の表現は拡散しきってしまった段階での感覚であることに注意。
(3)海水との混ざり合いを促進したいなら、4%くらいの食塩を汚染水に混ぜるべき。(海水と同じ比重にするべき)。
(4)いずれ沖合いに流れていくのだから、最初から沖合いに投棄すべき。
(5)福島沖に温水塊があるので、汚染海水はいったん北上するが、やがて親潮や黒潮にぶつかって東へ曲がり、劇的に薄まる。
(6)河川が汚染されているとすれば、淡水は海水の上を流れて、地球の自転の影響で右に曲がり、茨城の方へ流れていくかも知れないが、データがない。
(7)フランスのトゥールーズ大学のHPでのシミュレーションは、空気中からの降下物が海でどのように分布するかを図にしたものである。それを中部大学の教授が、海に流れ出た物質の移流拡散と間違えてHPに引用している。(確かに間違えやすい図であるが、説明を読めばちゃんと良心的に書いてある)。
I君が申し出たのか、誰かが気がついてI君の会社に申し入れたのかは知らないが、とにかくI君のところにはTBSとフジテレビが取材にきたそうだ。
今回の低濃度汚染水の海洋投棄に関する某大学教授のK君の見解(要約)。
(1)今の量で汚染水を流すと、30年間流し続けたとして、プールにスポイト一滴くらいの量。(日本人がこう言っても、言い訳にしか聞こえないが、アメリカの学者も同じことを言ってくれている)。
(2)ただし、拡散するのに時間がかかるから、(1)の表現は拡散しきってしまった段階での感覚であることに注意。
(3)海水との混ざり合いを促進したいなら、4%くらいの食塩を汚染水に混ぜるべき。(海水と同じ比重にするべき)。
(4)いずれ沖合いに流れていくのだから、最初から沖合いに投棄すべき。
(5)福島沖に温水塊があるので、汚染海水はいったん北上するが、やがて親潮や黒潮にぶつかって東へ曲がり、劇的に薄まる。
(6)河川が汚染されているとすれば、淡水は海水の上を流れて、地球の自転の影響で右に曲がり、茨城の方へ流れていくかも知れないが、データがない。
(7)フランスのトゥールーズ大学のHPでのシミュレーションは、空気中からの降下物が海でどのように分布するかを図にしたものである。それを中部大学の教授が、海に流れ出た物質の移流拡散と間違えてHPに引用している。(確かに間違えやすい図であるが、説明を読めばちゃんと良心的に書いてある)。