おもちゃ修理等で動作確認のため、テスターで電流測定を行っているが、電流測定時のテスターによる電圧降下が気になったので、手元に有るテスター3種類の内部抵抗を測定してみた。
●アナログテスター 横河製 2415
100mAレンジ 7.4Ω
●デジタルテスター 秋月 METEX P-16
mAレンジ 1.0Ω
μAレンジ 50.5Ω
●デジタルテスター HIOKI製 3200
200mAレンジ 3.0Ω
20mAレンジ 11.0Ω
200μAレンジ 1kΩ
20μAレンジ 10kΩ
ということになりました。従ってアナログテスターの場合フルスケール(100mA)だと0.74Vドロップすることになります。デジタルの場合には、テスターによる差は有りますが、それほど負荷の動作に影響を与える値では無い様です。
テスターの故障診断にも使えます。
抵抗値が無限大の場合には内蔵フューズ溶断、異常に抵抗値が高い場合には内部分流抵抗の焼損が考えられます。