最近、会社でポンプに関係する故障が相次いだ。
作業台を油圧で上下させるリフターというものだが、これが突然上昇しなくなった。油圧はポンプをモーターで駆動し行なっているが、正常?に廻っており、オイル量も問題無い様だ。油圧は得意で無いのでどうも原因が判らない。メーカーとの電話によるトラブルシュートでも判らないので、業者に来てもらって調査したところ、モーターの接続が逆(3相モーターなので2本が入れ違い)でポンプの役目をしてなかったのが原因だった。逆に接続しているなんて、言われなければ判らない。どうやらケーブルを誤って切断してしまい、間違って接続してみたみたいである。
おもちゃのポンプも同じ原理で、確かに+-を逆に接続すると出ないですよね。
もう1つはスポット溶接機の電極を冷却するのに、水を循環しているのだが、これが最近、冷却されないという。確かに4台分を纏めて供給しているので、ポンプから一番距離が遠い、本機の条件が悪くなるのは考えられるが、今までは使えていたのだから何か他に原因が有りそうだ。私も今の会社に入って2年半なので設備事情は良く判っていない。供給源を見てみると、屋外に有る水槽に水中ポンプを入れて吸い上げてこれを分岐して供給している。密閉もされていないので、水垢などが付いている。分岐のパイプを外して見てみると、水垢が詰まっている様で、エアーを通すと大量の水垢がどば!っと出てきて、これが原因だった。
恒久的には、水垢を発生させない・吸い込まない構造に改良する必要がありそうだ。