この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

パンドラの底

2006-11-13 22:52:07 | 競馬
菊花賞のこともあり多少の不安はあったのだが、勝ち馬の流れとしては、社台系の生産馬だった。カワカミプリンセスでもスイープトウショウでもなかったわけだ。それを前提として予想したのが今回の予想。

1着 アドマイヤキッス 近藤利一 (ノーザンファーム)
2着 スイープトウショウ トウショウ(トウショウ牧場)
3着 シェルズレイ   金子真人氏(ノーザンファーム)

大外枠に配置されことで、カワカミプリンセスの勝利は無いと、思っていただけにカワカミプリンセスで決着した際には、この馬の強さに感動し、なんて馬鹿な想定をしたものかと嘆いてしまった。馬券が外れる以上にヨミが外れてしまうことは悲しい。

しかし、審議である。

メジロマックイーン以来GⅠでの1着降着はないので、まずそれはないと思っていたが、結果は12着へ降着。ヤマニンシュクルもシェルズレイも馬券とは全く関係ない競馬をしていたので、レースにどれだけの影響があるのかといいたいが、要は勝ち馬はカワカミプリンセスではなかったということなのだ。

実際にはカワカミプリンセス以前にアサヒライジングが内に入ってきたため、追い出しをかけたプリンセスとしては右に口向きを変えたのであって、急発信、急ハンドルで②に接触、⑥の前をカットすることになった。

1着 フサイチパンドラ  関口房朗 (ノーザンファーム)
2着 スイープトウショウ トウショウ(トウショウ牧場)
3着 ディアデラノビラ  キャロット(ノーザンファーム)

馬主は変わったが、生産者の順は変わっていない。

それが社命であろうがなんであろうが、譲れないときがある。
本田優はすべてを賭けて騎乗した。そして敗れ去った。果たして有馬記念にカワカミプリンセスと本田優の姿があるかは不明だ。JRAに屈せずに自分を貫き通した男、本田優。JRAと決別してターフを去る。

繰り上がりのフサイチパンドラ。
パンドラの箱の底には希望が残っていた。ということか...。
コメント
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