最近のレースがどうしてこんなに難解なのか。全ては武豊騎手のせいだ。
武豊騎手が大本命に騎乗しないから、予想の手間が、2倍にも3倍にも掛かってしまう。以前なら、武豊騎手から買うか、買わないかで予想の半分は終了していたのにだ。
たった一人の馬主のせいで、競馬の勢力図は大きく変わっている。ことしここまでの重賞勝ちはたったの2勝。勝利度数は確かに1位かもしれないが、明らかに店先が変わってしまった。
これまでの武豊騎手のG1レースでの優先騎乗は個人馬主で社台系であった。出走馬18頭中12頭が社台系の生産馬であるにもかかわらず、騎乗していないところに武豊騎手が置かれている厳しい現状が垣間見られる。
【優駿牝馬】
12頭の社台の馬の取捨が、馬券の中り外れの分かれ目になりそうな気がする。
社台の馬が強いのかというと、そうとも云いきれない。桜花賞は今年を含めた22年間で5頭の勝ち馬が、オークスはシーザリオ、エアグルーヴ、ダンスパートナー、ベガ、アドラーブルと6頭しか勝っていない。
少ない数ではないのだが、もっと勝っていてもおかしくない様な気がする。しかし、これが生産界のバランスというところなのだろう。だが今回は3分の2が社台の馬、勝ち馬は社台の馬以外には考えられない。
先に、6頭の社台以外の馬をチェックしてみる。
①シャランジュ。伊達敏明氏、最後の意地の1頭。人的な作用が働くことも考えられ、横山典弘騎手が騎乗することにも本気度が伺えるが、1勝馬で新潟2歳Sの2着加算賞金で何とか出馬。1200mしか勝っていない馬が優勝してしまことを想像してしまうことに無理がある。
②ハートオブクィーン。強かったのは道営まで。前走の桜花賞で幸英明騎手が騎乗して4着と復調も、こちらも1200mまでの実績しかないのでが購入対象とはできない。
④レッドアゲート、⑭カレイジャスミン。ともに馬主はディアレスト。高樽秀夫氏が代表ということしかよく分らないが、自家生産馬として⑭であるが、レッドアゲートは距離実績、3歳戦での実績と申し分がない。鞍上の内田博幸騎手としては、昨年ピンクカメオ(NHKマイルC)に続いて今年はレッドで決めたいところ。
⑧マイネレーツェル。荒れた桜花賞のときは、桜花賞6着馬が来るという、ジンクスだかなんだかわけのわからない法則があるらしいが、Fレビュー勝ちという重賞実績は買えるが、如何せん1400mまでの勝鞍しかなく、馬券対象としては見送りたい。
⑰オディールはもともとは武豊騎手の馬である。昨年の騎乗停止中に上村洋行騎手にも乗替り、この時点では武豊騎手にもどる予定だったのかもしれないが、続くファンタジーSで武豊騎手が金子真人氏の馬を選択したため、安藤勝己騎手に乗替り、安藤勝己騎手が勝利し現在に至っている。金子にも武にも勝たせないぞという向きがあり、「金子真人+武豊」馬券というのは非常に買いづらい。全くの想像の域であるがそういう流れが今の競馬界にはある。オディールの話だが、⑧同様理由で見送り。
社台系の馬に移る前に、オークスという距離を考えた馬券検討を整理して置きたい。1800m以上の距離実績はほしい。最低1600mの勝ち鞍が必要で、その際には3歳重賞を勝っていることが条件。1400m以下の馬では連対は苦しい。ブラッドスポーツとしてそのような位置づけがなくなり、だだのマネーゲームだとすれば、日本の競馬は終わっていると云わざるを得ない。
③アロマキャンドル、⑤ムードインディゴ、⑦ブラックエンブレムは距離も3歳戦の実績もありAグループ。3歳戦の実績がチューリップ賞の2着だけと見劣りはあるものの⑮トールポピーもぎりぎりこの組だろう。
1600mまで組が桜花賞1、2着の⑩レジネッタ、⑥エフティマイア。⑫ソーマジックはOP勝ちの実績があり、桜花賞3着。⑯エアパスカルはチューリップ賞、⑱リトルアマポーラをクイーンCを勝っており重賞実績がある。Bグループと位置づけていいだろう。⑨ライムキャンディは未知の魅力があるが、そういう意味では秋以降の活躍を期待したほうがいいだろう。
2200mと出走馬では最も距離実績がある⑬スペルバインドだが、フラワーCでの惨敗が気になるところ。
⑪ジョイフルスマイルは1200mまでの距離実績で3歳OPの実績もなく馬券対象としては見送り。
③アロマキャンドル、⑤ムードインディゴ、⑦ブラックエンブレム、⑮トールポピー、⑩レジネッタ、⑥エフティマイア。⑫ソーマジック、⑯エアパスカル、⑱リトルアマポーラ、④レッドアゲート、⑬スペルバインドまで。
④⑫の田村康仁厩舎が馬券の軸になるのだが、勝ち馬を社台系とみると桜花賞と同様⑫ソーマジックに本命を打つ。対抗には人気薄⑯エアパスカル。3着はその他の馬となるが、3着までなら⑧マイネレーツェル⑰オディールも視野にいれてみたい。
今日のマーキング
【1R】④②⑧⑭③(⑦)
【2R】⑧⑯⑮⑩①(⑫)
【3R】⑦⑥②④⑯(③)
【4R】⑮⑧⑨⑭⑩(③)
【5R】⑦①⑧⑥②
【6R】⑨⑮②⑭⑫(⑥)
【7R】⑱⑫②⑨⑦(⑮)
【8R】⑱③⑰⑮⑭(⑬)
【9R】⑦⑩④⑧⑥(⑭)
【10R】⑯⑦③⑨⑤
【11R】⑱④⑫⑥⑩(⑰)
【12R】⑦①⑩⑫⑥(⑧)
武豊騎手が大本命に騎乗しないから、予想の手間が、2倍にも3倍にも掛かってしまう。以前なら、武豊騎手から買うか、買わないかで予想の半分は終了していたのにだ。
たった一人の馬主のせいで、競馬の勢力図は大きく変わっている。ことしここまでの重賞勝ちはたったの2勝。勝利度数は確かに1位かもしれないが、明らかに店先が変わってしまった。
これまでの武豊騎手のG1レースでの優先騎乗は個人馬主で社台系であった。出走馬18頭中12頭が社台系の生産馬であるにもかかわらず、騎乗していないところに武豊騎手が置かれている厳しい現状が垣間見られる。
【優駿牝馬】
12頭の社台の馬の取捨が、馬券の中り外れの分かれ目になりそうな気がする。
社台の馬が強いのかというと、そうとも云いきれない。桜花賞は今年を含めた22年間で5頭の勝ち馬が、オークスはシーザリオ、エアグルーヴ、ダンスパートナー、ベガ、アドラーブルと6頭しか勝っていない。
少ない数ではないのだが、もっと勝っていてもおかしくない様な気がする。しかし、これが生産界のバランスというところなのだろう。だが今回は3分の2が社台の馬、勝ち馬は社台の馬以外には考えられない。
先に、6頭の社台以外の馬をチェックしてみる。
①シャランジュ。伊達敏明氏、最後の意地の1頭。人的な作用が働くことも考えられ、横山典弘騎手が騎乗することにも本気度が伺えるが、1勝馬で新潟2歳Sの2着加算賞金で何とか出馬。1200mしか勝っていない馬が優勝してしまことを想像してしまうことに無理がある。
②ハートオブクィーン。強かったのは道営まで。前走の桜花賞で幸英明騎手が騎乗して4着と復調も、こちらも1200mまでの実績しかないのでが購入対象とはできない。
④レッドアゲート、⑭カレイジャスミン。ともに馬主はディアレスト。高樽秀夫氏が代表ということしかよく分らないが、自家生産馬として⑭であるが、レッドアゲートは距離実績、3歳戦での実績と申し分がない。鞍上の内田博幸騎手としては、昨年ピンクカメオ(NHKマイルC)に続いて今年はレッドで決めたいところ。
⑧マイネレーツェル。荒れた桜花賞のときは、桜花賞6着馬が来るという、ジンクスだかなんだかわけのわからない法則があるらしいが、Fレビュー勝ちという重賞実績は買えるが、如何せん1400mまでの勝鞍しかなく、馬券対象としては見送りたい。
⑰オディールはもともとは武豊騎手の馬である。昨年の騎乗停止中に上村洋行騎手にも乗替り、この時点では武豊騎手にもどる予定だったのかもしれないが、続くファンタジーSで武豊騎手が金子真人氏の馬を選択したため、安藤勝己騎手に乗替り、安藤勝己騎手が勝利し現在に至っている。金子にも武にも勝たせないぞという向きがあり、「金子真人+武豊」馬券というのは非常に買いづらい。全くの想像の域であるがそういう流れが今の競馬界にはある。オディールの話だが、⑧同様理由で見送り。
社台系の馬に移る前に、オークスという距離を考えた馬券検討を整理して置きたい。1800m以上の距離実績はほしい。最低1600mの勝ち鞍が必要で、その際には3歳重賞を勝っていることが条件。1400m以下の馬では連対は苦しい。ブラッドスポーツとしてそのような位置づけがなくなり、だだのマネーゲームだとすれば、日本の競馬は終わっていると云わざるを得ない。
③アロマキャンドル、⑤ムードインディゴ、⑦ブラックエンブレムは距離も3歳戦の実績もありAグループ。3歳戦の実績がチューリップ賞の2着だけと見劣りはあるものの⑮トールポピーもぎりぎりこの組だろう。
1600mまで組が桜花賞1、2着の⑩レジネッタ、⑥エフティマイア。⑫ソーマジックはOP勝ちの実績があり、桜花賞3着。⑯エアパスカルはチューリップ賞、⑱リトルアマポーラをクイーンCを勝っており重賞実績がある。Bグループと位置づけていいだろう。⑨ライムキャンディは未知の魅力があるが、そういう意味では秋以降の活躍を期待したほうがいいだろう。
2200mと出走馬では最も距離実績がある⑬スペルバインドだが、フラワーCでの惨敗が気になるところ。
⑪ジョイフルスマイルは1200mまでの距離実績で3歳OPの実績もなく馬券対象としては見送り。
③アロマキャンドル、⑤ムードインディゴ、⑦ブラックエンブレム、⑮トールポピー、⑩レジネッタ、⑥エフティマイア。⑫ソーマジック、⑯エアパスカル、⑱リトルアマポーラ、④レッドアゲート、⑬スペルバインドまで。
④⑫の田村康仁厩舎が馬券の軸になるのだが、勝ち馬を社台系とみると桜花賞と同様⑫ソーマジックに本命を打つ。対抗には人気薄⑯エアパスカル。3着はその他の馬となるが、3着までなら⑧マイネレーツェル⑰オディールも視野にいれてみたい。
今日のマーキング
【1R】④②⑧⑭③(⑦)
【2R】⑧⑯⑮⑩①(⑫)
【3R】⑦⑥②④⑯(③)
【4R】⑮⑧⑨⑭⑩(③)
【5R】⑦①⑧⑥②
【6R】⑨⑮②⑭⑫(⑥)
【7R】⑱⑫②⑨⑦(⑮)
【8R】⑱③⑰⑮⑭(⑬)
【9R】⑦⑩④⑧⑥(⑭)
【10R】⑯⑦③⑨⑤
【11R】⑱④⑫⑥⑩(⑰)
【12R】⑦①⑩⑫⑥(⑧)