２回東京４日目

花粉の季節も終わり、長いマスクの期間から解放され、花々の強烈な香りに包まれています。

第149回の伝統の天皇賞（春）。
今日のプレゼンターは歌舞伎役者六代目　中村勘九郎さん。
そのお名前から、６、９には注目。
いやいや、勘九郎さんの奥さんは前田愛さんですよね。
キズナの馬主さんも奥さんの旧姓と同じ前田晋二氏。
キズナが勝利をしたらなんだかそれっぽいコメントが、勘九郎さんから発せられるような予想できてしまいます。

果たしてそのキズナですが、調教状態は栗東のＣＷを追い切った中では一番良く見えました。
賞金値ではゴールドシップに次いで２位。ランクはＳですから人気ですがこの馬を主軸と考えます。弱点とすれば2400mまでしか距離実績が無いところでしょうか。

この馬は走らないと烙印を押したゴールドシップですが、前走の阪神大賞典で快勝。
キズナに次いでの2番人気です。
昨年の調教は1週前が坂路で、直前の調教はＣＷだったのですが、今年はその逆パターンです。
マックイーンの仔供で、菊花賞を勝利している馬に、「距離が」ということは言いたくないのですが、坂路調教でしか実績をあげられないこの馬に対して、須貝調教師としては違和感を持たれているのではないでしょうか。

今年の古馬陣は社台系以外と見ているので、
この2強のどちらかが勝利する。でいいと見ます。

社台系の中で一番良く見えたがウインバリアシオンですが、騎手変更になってしまいました。
馬の状態はいいので幸四郎騎手には頑張ってもらいたいですね。

キズナとエピファネイアとの距離、さらにその後方に位置するサトノノブレス。
微妙です。池江厩舎ですからよくは見せてくれるのですが。

昨年3着のレッドカドーがこの人気というのは美味しくないでしょうか。
こういう距離しか走らない馬ですから、押さえてみて損はないでしょう。

坂路の調教比較でいえばアドマイヤフライトはシップ以上によく見えました。
アヂマイヤラクティが複勝に異常投票されていましたが、実はそれは目くらましでこちらが本命かもしれません。２頭のアドマイヤには要注意です。

昨年の覇者のフェノーメノですが、追い切りの時計をみると、実は昨年よりも上です。
ただ社台系の中でもウインバリアシオンにもオッズが負けているので控えましたが、この馬がシップの代わりに走ることは十分に考えられます。

ただしその場合は７－１４、８－１５なんだと考えますが。

最後にもう１頭ぐらいあげてとなると大外デスペラードあたりでしょうか。

最終判断はパドックをみてからですが、その前に前残りなのか差し追い込みが届くのか今日のレース状況をみたいと思います。

運試しに、京都９レース４番の複勝を買ってみます。