3回東京8日目

東京の最終週を迎えた。
Ｇ１シリーズも終了、本来ならば来週からは福島なのだが、震災の影響で中山開催に代替される。
実際に福島市内でも基準値の10倍以上の放射性物質が検出されているみたいだが、静岡県まで影響があるのだから考えるまでもない結果だろう。
都心でも放射線量測定器を片手に子供の遊び場を探す親の姿をテレビで映し出していたが、親の姿を見ていて放射線よりお前らのほうが怖いよと思ってしまった。
確かに東京電力は悪くて潰れてもしょうがない会社だ。電力会社は各地区で独占企業として高料金を設定して搾取してきた。その高料金が安全性への対価ならばそれも納得できるが、単純に私欲を潤うしてきただけだ。それを許してきたのは国であり、国家は人民である。北朝鮮ならともかく、戦後のだれもが参政権をもった国家としては、ここまで野放しにしてきた代償を払っていく覚悟を決めるべきだ。政権は大連立を叫んでいるが、「腐った野菜の一緒盛り」にしか見えない。
狂った世界の汚染土となるか、何もない聖地となるのか。日本国民に求められる真価はとてつもなく高い。

＜エプソムカップ＞
賞金実績からみるとＳランク１頭の⑭アニメイトバイオからみてとるレースです。牝馬ということを考えるとそれなりの調教で臨んでいます。
これを負かす馬としてはＡランクの３頭があげられます。
⑨ハンソデバンド。③ダークシャドウ。⑯アクシオン。
ハンソデバンドは昨年のダービー以来ですが３頭の追い切り状況をみた中では一番よく見えました。アクシオンも休み明けで、調教状態は悪くはないのですが８歳馬という点を考慮すると勝ち負けできる状態には足りないと見ました。ダークシャドウは前走の成績を考えると狙いたくなる１頭ですが、追い切りにインパクトを感じられません。上期Ｇ１を２勝の堀宣行厩舎ですから侮れませんが、逆に今週はおとなしくしてもらいましょう。
中心視するのが牝馬、休養明けということを考えるとＢランクの馬でも逆転の余地はあると考えます。
Ｂランクは⑥セイクリッドバレー⑱アロマカフェの２頭ですが、調教状態からはセイクリッドバレーが抜きんでています。丸山元気騎手が中央開催での重賞を勝てるか期待がかかるところです。
アロマカフェも狙える１頭ですが追い切り状態や柴田善臣騎手が⑤マッハヴェロシティに乗り替わったことを考えると控えたい１頭です。

⑥⑨が本線です。
３番手以降は⑭⑤⑯⑪⑫。万全を期すなら③①⑱を加えるといったところでしょうか。
私の馬券スタイルは単勝対象で複勝５倍以上の馬ですから、参加するなら⑨の複勝で勝負したいと思います。

＜ＣＢＣ賞＞
こちらも賞金値からみるとＳランク１頭の⑪ダッシャーゴーゴーから検討してみるレースです。前走Ｇ１、２番人気４位降着の１１位。降着した馬が次に走らないのは常識なのですが58.5kgというのも短距離戦では背負わされすぎではないでしょうか。
次にＡランクの馬ですがこちらも１頭しかいません。⑨シゲルキョクチョウです。
３歳逃げ馬、武豊騎手が51kgと絞って騎乗することを考えるとこの馬しかいないと思っていました。が追い切りの状態をみてがっかりです。勝たれたら武豊騎手を讃えるしかありません。
Ｂランクの馬は⑩アーバニティ、⑧グランプリエンゼル、⑥アーリーロブストです。
調教状態をみると⑩⑧で決まってもおかしくないかと思います。斤量的な面から⑧グランプリエンゼルのほうに多少分があると見ました。
下位の馬で調教状態をみると⑤エーシンホワイティ③ヘッドライナーがよく見えました。

⑧⑩が本線です。
３番手以降を⑤⑪③⑯⑬まで。