Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

形だけ風鈴

2010年09月17日 | バリ
 ウブドのモンキーフォレスト通りにある、高級な骨董と上品な布や小物を扱う「マチャン・ティドゥル(眠れる虎)」なる店の看板の下におもしろい飾り物を発見しました。バリにも風鈴らしきものがあるんだ、と思いきや、ほとんど音はなりません。強く振れば鳴るのだけれど、これは音を鳴らすための音具ではなさそうです。
 でも不思議とこんな飾りがあるだけで、この場所の空気が心なしか涼しく感じます。「風鈴の音」は日本人に涼しさを感じさせるといわれますが、聴覚的な要素だけでなく、視覚的な要素にも涼しさを感じさせる何かがあるのかなと思った次第です。